2015年10月7日水曜日

  中華人民共和国成立66周年記念祝賀会

9月24日、札幌パークホテルで、中華人民共和国成立66周年記念祝賀会が開かれました。
 日本中国友好協会から、鴫谷節夫北海道連会長と伊藤貞市理事長が、札幌支部から小川勝美理事長、三木ふみよ事務局長、影浦貞宏事務局次長の5人が参加。
 孫振勇総領事に祝意を述べて会場に入場しました。
 会場正面の壇上に、「慶祝中華人民共和国成立66周年招待会」の一文字が掲げられていました。
 友好団体担当の曹帥領事の司会で開会しました。
 孫総領事は挨拶で「中国は経済的には世界第2位ですが一人当たりは80位以下です。引き続き経済発展を推し進めるとともに資源・環境面で大きな問題を抱えています」と述べました。また、「私たちはゆるぎない改革開放を推し進め、経済発展を推し進める一方、社会保障など全面的に発展させ、多くの人が経済発展の成果を享受できるよう努力します」と述べ、「中国は一貫して中日関係を重視してきました。この間、貿易は300倍に拡大してきました。北海道への観光客は昨年の2倍以上になっています」と紹介しました。9月3日の北京における「抗日戦争・反ファシズム戦争勝利70周年」における習近平主席の演説を紹介しながら「歴史を鏡に未来を切り開いていきたい」と挨拶しました。
 来賓の挨拶の後、祝宴に入り、在日華僑の皆さんと交流し、孫総領事と記念撮影をしました。 


                                         挨拶される孫振勇総領事
                                           

                   左から伊藤理智子札幌市議、鴫谷会長、孫総領事、伊藤理事長,
    影浦事務局次長、小川理事長

 中国百科検定

 第2回中国百科検定は、
9月27日(日)、全国32か所の試験会場でいっせいに行われました。
 札幌会場は、かでる2・7で行われ、遅刻者や欠席者は無く、2級4人、3級16人の全員が受験しました。
 わずか8分で終了した人など、全員が早期に終了していました。

                                  
                                         札幌会場の受験者

 思いがけない中国大使館からの招待

大判の封筒が総領事館から届きました。一目見て、ああ今年の国慶節の招待だなと思って後で見ようと机の隅に置いて、あっという間に1週間が経ちました。
 思い出して手帳にメモしようと開封。出欠の返信用紙に交通手段(飛行機、新幹線、電車)、東京往復の交通費を負担しますと書いてあります。総領事館に行くのに、なんで飛行機?全く思いも寄らなかった招待です。事態がのみこめないまま改めてしっかり読み直しました。
 「本年は戦後70周年という記念すべき年にあたります。中国大使館は強制連行による中国人殉難者慰霊碑の設立、維持管理及び慰霊祭の開催など長年にわたってご尽力されたことに感謝し、中国と日本との永遠の平和と友好を願って、関係者の皆様と座談会及び懇親会を下記により開催します。ご多用の折と存じますが、1~2名のご臨席を賜りますようご案内申し上げます。
                                                                     中華人民共和国駐日本大使館
                                                                                    2015年8月吉日  」
 同封されていた「感謝状」には「中華人民共和国特命全権大使程永華」と署名がありました。もう間違いない。9月18日午後開催。連休を控えて切符は売切れやっとのことで日帰りで参加できました。
 座談会は時間が足りません。午後2時半定刻に始まりましたが、各団体5分で代表挨拶と慰霊碑紹介をということでしたが、それを守ったのは初めの6団体くらい(その内北海道が5団体)15分、20分などもあって全28団体の発言が終わったのは予定時刻を1時間も過ぎた午後6時半でした。予定されていた自由発言・討論も出来なくて、この中国人殉難者慰霊活動の本質的な課題は何かという討論が聞けなかったのは残念でした。
 戦後70年という節目の年に同胞のこととはいえ、中国が国家として私たちの慰霊活動を高く評価してくれたことは、大変有難く嬉しく思いました。同時にもう一つ私たちに「感謝状」を出さなければならないところがあるのではないかと心底から思いました。
 何も感謝状が欲しくてやっているわけではないが、4万人を強制連行し7千人殺した責任は日本政府にある。北海道では3047名も殺したわけだから、年一度の慰霊追悼行事を北海道として高橋知事が主宰して行うのが当然だと思います。
 そういう日本政府・北海道政を実現しなければならない。それまでこの全道慰霊祭をやめるわけにはいかないと中国大使館を出る時改めて決意しました。
                                         日中友好協会北海道連会長 鴫谷節夫

太極拳講習会

 札幌支部太極拳サークルでは、8月22日(土)、23日(日)の両日、東京本部より3年ぶり2度目の来札となる宇納めぐみ本部指導員を迎えて太極拳講習会を行いました。
 昨年は武冬北京体育大学教授、一昨年は高橋清枝院長の講習会でした。
 1日目は教育文化会館で、指導員対象に行い5人が参加しました。
 2日目は、一般の生徒さん対象に手稲区民センターにおいて行い、20人が参加しました。
 内容は二十四式でしたが、主に弓歩の足の運び方についてです。やはり、重心をうしろにひく時には、股関節の回りの筋肉(クア)を折り畳む様ににして座り、斜めに足を寄せる時にもこのクアを折り畳むことを強調されました。