2016年12月6日火曜日

札幌支部のホームページを ご覧ください

日本中国友好協会札幌支部は、支部のホームページを、2015年10月に開設しました。
 日中友好新聞札幌版を中心に掲載しています。札幌版の新聞では紙面の関係で写真は1枚か2枚などになっていますが、ホームページでは、枚数制限がないので多数載せています。
 ぜひご覧ください。
また、札幌支部のホームページから中国語教室のホームページ、太極拳サークルのホームページにアクセスできますし、日中友好協会本部のホームページや北海道支部連合会のホームページにアクセスし、各支部の連絡先から苫小牧支部のホームページにもアクセスできます。
 ホームページ開設いらいのページビュー履歴は、7861件です。
 11月のページビューは423件です。
 閲覧者は、日本が多いですが、アメリカ14件、スペイン5件、フランス3件、ウクライナ1件などです。

年末募金と会員拡大のお願い

 日中友好協会札幌支部は、12月6日、支部理事会を開催し、室蘭での中国人殉難者慰霊の集いや会員の増減など主な活動について総括し、12月、1月の活動について討議しました。
 2月の元道連会長の山崎幸さんのご逝去や、会員の転勤などで全体として、会員の減少傾向が続いてきています。全国大会や11月全国理事会でも会員の拡大にとる組むことが決定されています。札幌支部としても減少傾向に歯止めをかけるとともに会員や準会員の拡大に取り組むことを確認し、会員の皆さんへご協力をお願いすることにしました。
 また、例年のことでありますが、支部財政の強化のために、年末募金を会員・準会員の皆様に特段のご支援・ご協力をお願いします。
 12月分の会費や準会費の納入・送金にあわせてくださると大変助かります。
 12月の課題で特別重要なのは、日中友好協会のカレンダーの普及です。あと残数が5本になりました。
 中国百科検定問題で論議が集中しました。
 1月15日、日曜日、午後3時からかでる2・7の730研修室で慶応大学法学部の大西広教授(日中友好協会副理事長)を講師に中国問題講演会を開催します。
 多数の会員・準会員の皆さんが友人・知人をお誘いあわせてご参加されることをお願いします。3月20日に行われる第3回中国百科検定にむけて行いますが、中国百科検定を受けない方も是非ご参加くださるようお願いします。
 1月29日12時からKKRホテル札幌で開催します「日中友好協会新年交流会」にも多数ご参加されますようにお願いします。中国総領事館から毎年領事が参加されますし、在日華僑の皆さんも参加されます。有意義な交流会にしましょう。

2016年12月2日金曜日

 中国問題学習会 ~第3回中国百科検定にむけて~

 慶応大学大西広教授(京都大学名誉教授)は日中友好協会副理事長を務められていますが、来年の1月に札幌に来られる機会がありますので、1月15日(日)、先生の空いた時間にあわせて学習会の講師をお願いしました。
 大西先生には以前にも「中国問題講演会」の講師をお願いしましたが、今回も「中国問題学習会」の講師をお願いしました。
 大西広先生は、協会の中国百科検定の中心的な役割を果たしてきています。3月に「第3回中国百科検定」が行われますが、この検定にむけての講座的役割も含めてお願いをしました。
 お誘いあわせのうえ、多数の皆さんが参加されますようお願いします。
と き 1月15日(日) 15:00~17:00
ところ かでる2・7  730研修室
   (札幌市中央区北2条西7丁目)参加費無料

しめやかに 席占明さんを偲ぶ会を開催

日本中国友好協会と親しかった華僑の長老・席占明さんが、昨年11月12日、90歳で亡くなられ、一周忌として偲ぶ会が、11月11日、ホテルガーデンパレスで開催されました。

 孫振勇さん(中国駐札幌総領事館総領事)を顧問として、発起人は、華僑の呉敦さん(株・ノーステクノロジー代表取締役)、曲健三さん(株・晋南貿易代表取締役)、張相律さん(株・北海道チャイナワーク代表取締役)、張豫濱さん(在日中国科学技術者連盟北海道分会会長)、巴特尓さん(北海道華僑華人連合会会長)、田義之さん(北海道中国会会長)、そして、私共の小川勝美さん(日本中国友好協会札幌支部理事長)、青木雅典さん(北海道日中友好協会会長)、古川隆之さん(日中友好道民運動連絡会議議長)が加わり、約30人が参列し、献花、献杯のあと、席占明さんの思い出などを語り合いました。
 
 協会からは、鴫谷節夫道連会長、小川札幌支部理事長、三木ふみよ事務局長、影浦貞宏事務局長の4人が参列しました。
 呉さんは席さんの経歴を紹介しました。席さんは、1925年に山西省陽高県に生まれ、1944年に北海道帝国大学農学部に留学し、新中国成立の年1949年の北海道札幌華僑総会創立に奮闘し、事務局長兼副会長を経て、2002年5代目会長となりました。その間、68年から中央区のエイトビルで中華書店を開き、76年から2002年まで北大の中国語講師をされました。
 
  奥様の周玉蘭さんは、このような会を催してくれたことに感謝を述べました。
 鴫谷節夫道連会長は、戦時中に中国から強制連行され、戦後13年間北海道中をさまよった劉連仁さんが当別で発見保護された時、席さんが通訳をされ、身の回りのことを熱心にお世話し、帰国後も何度も来日された劉連仁さんと交流してきました。
 席さんは劉連仁さんと昭和鉱業まで一緒に行き、間違いなく強制連行されたところであることを証明し、検察で証言しています。劉連仁さんが帰国するときは東京まで付き添い、横浜から見送っています。昨年の第50回中国人殉難者全道慰霊祭に、御子息の劉かん新さんと孫の劉利さんをお呼びしました。その慰霊祭の前日に札幌の小川さんと席占明さん宅に伺った時のことなども述べられました。

 最後に、曲健三さんが、席さんのご苦労をねぎらい、閉会のの挨拶をしました。
 この夜は、老華僑、新華僑の皆さんが一緒になって戦後大変苦労をなさりながら、異国の地で、華僑の皆さんのために尽力された席占明さんのために催された、心のこもった温かい会となりました。
                                      発起人代表の呉敏さんの挨拶
                     謝辞を述べる周玉蘭さん
                    席さんについて話す鴫谷節夫道連会長
                祭壇の前で周玉蘭さんと日中友好協会の人たち
                  閉会の挨拶を述べる曲健三さん
                   終了後参加者全員んで記念撮影