2019年10月29日火曜日

ソウルで、 3・1独立運動と 徴用工問題の学習

 10月14日から17日までソウルで、たかさき法律事務所の皆さんなどと3・1独立運動百周年記念で、前ソウル大学の鄭在貞教授のガイドで日本の植民地支配の実態と日帝時代の建物などを時間をかけて見学しました。
 徴用工裁判の崔鳳泰弁護士の講演と懇談による実りある学習などでした。
 この学習に日中友好協会から小川勝美理事長が参加し、大変良い勉強をしてきました。

日中友好協会が北京体育大学で太極拳研修

 9月29日から10月4日まで、第20回の中国北京体育大学研修に札幌支部から沖田洋子・三木ふみよ指導員が参加しました。全国から20名が参加しました。
 今回は高橋清枝本部太極拳委員長が多忙のため、札幌支部の三木ふみよ本部太極拳委員が団長を代行しました。
 今年は初めて学外のホテルに大学宿舎から変わりましたので、バス移動が心配されました。10分間で着くので便利であり、また、5分前の集合を守って何のトラブルもなく順調でした。食事もホテルも好評で、もちろん研修内容も良かったです。来年も実施できるよう、こぞって参加して頂きたく思います。北京の10月は天気も良く、国慶節のため空気も良かったです。
 講師は、陳式は武冬老師、四十二式総合は劉一鳴老師、四十二式剣は楊麗老師、です。武冬先生は札幌支部にも来られた先生で、陳式の攻防を教えるため二人で組になって行う陳式対練と陳式独特の 纒糸勁を教えるための基本功を重視します。
  劉一鳴老師は、武冬老師の愛弟子で、三十代で若く大変人気のある講師です。聞くところによると、只、膝を曲げて立つ站椿功を30分毎回させられたそうですが、とても良かったといっています。
 楊麗老師は、楊式扇でも有名な方ですが、剣の技術でもすばらしく、大きく美しく表演していました。
 参加者のアンケートは、ほとんどが良かったという結果で、団長として大変安心いたしました。(三木)


日中友好協会札幌支部  太極拳講習会を開く

日本中国友好協会札幌支部太極拳サークルは、9月22日(日)かでる2・7において、東京本部から宇納めぐみ本部指導員を迎えて午前中は五禽戯を、午後は二十四式を学びました。
 参加者は札幌支部31名、小樽支部14名、恵み野太極拳サークル3名の合計48名が参加し、熱気あふれる講習会でした。
 五禽戯は2年半前に宇納めぐみ先生が初めて教えてくださり、昨年9月の40周年表演会で発表しましたが、さらに確認の意味を込めて今回で2回目となりました。小樽でも練習を始めているようでした。
 翌23日(月)は、教育文化会館で指導員講習会を開き、札幌支部3人小樽支部3人が参加しました。楊式太極拳の基礎を学びました。
                 太極拳講習会
             下の写真は講習会終了後の記念撮影

2019年10月11日金曜日

室蘭での中国人殉難烈士慰霊の集い 中小企業センターで 懇 談 会

慰霊碑前から室蘭市中小企業センター大会議室に会場を移して懇談会が開かれ31人が参加しました。
 松原代表から「中国人強制連行~栞資料にもとづいて」報告が行われました。 1954年10月9日の「遺骨発掘時の記録」のDVDを視聴しました。
 つづいて、鴫谷会長から「三菱マテリアル 記念碑」の美唄市設地についてと題して2016年6月の和解、これにもとづき美唄市に記念碑建立が具体的に進み始めたことを報告しました。 伊達高校放送局のテレビドキュメントのDVD「平和を思う」が上映され、3年前から強制連行などの取材を受けてきたが、7月に急逝した上野先生を偲んでのドキュメント「上野志郎」の上映も行われました。 
            栞資料にもとづき報告する松原剛代表
         三菱マテリアルの記念碑を美唄に建立することを述べる鴫谷節夫会長
        下は伊達高校放送局の3年生が上野志郎について発言する

第27回 10・9中国人殉難烈士慰霊の集い

第27回
10・9中国人殉難烈士慰霊の集い

 室蘭市のイタンキ浜の中国人殉難烈士慰霊碑前で、10月6日、第27回10・9中国人殉難烈士慰霊の集いが秋晴れの好天のもとで61人が参加して開催されました。 実行委員会を代表して松原剛さんが挨拶しました。 つづいて、参会者全員で碑前の献花台に順次献花を行いました。
 来賓挨拶で、室蘭工業大学中国人留学生交友会の張月会長が「日本でこのような慰霊の集いが開催されていることは室蘭にきて知りました。3年前から参加しています。中国の友人にも伝え中日友好に努力したい」と述べました。
 中国人殉難者全道慰霊祭の鴫谷節夫事務局長(日中友好協会道連会長)は、「6月の仁木町での第54回中国人殉難者全道慰霊祭に室蘭からたくさんの方が参列をいただき感謝しています」とお礼を述べながら9月の中国への平和の旅で「中国はハルピンなどで日本軍の侵略の史跡をさらに復元しようとしている」などと述べ、また、強制連行犠牲者と三菱マテリアルのと和解に基ずく記念碑が美唄に建立されることにも触れて挨拶しました。メッセージなどの紹介の後、追悼合唱「砂に消えた人々が」披露されました。
 遅れて参加された中華人民共和国駐札幌総領事館孔多孜・玉素甫(コンドス・ユスフ)副総領事が追悼の言葉を述べました。つづいて、札幌支部の三木ふみよさんが慰霊太極拳を表演しました。
                                室蘭の中国人殉難烈士慰霊碑
               挨拶する松原剛代表
                 献花する参列者
             来賓挨拶をする鴫谷節夫会長
        来賓挨拶をする室蘭工業大学中国人留学生交友会張月会長
          追悼の言葉を述べるコンドス・ユスフ副総領事
           三木ふみよさんの慰霊太極拳の表演