2015年は、戦後70年の節目の年でした。
この節目の年の8月、中華人民共和国駐日本特命全権大使程永華さんから、中国人殉難者全道慰霊祭事務局などに感謝状が贈られ、9月18日には、駐日本大使館で「戦後70年 強制連行中国人殉難労働者慰霊碑維持管理者座談会」が行われました。
日本全国28か所合計46人の維持管理団体代表者が出席しました。
北海道からは、毎年仁木町で慰霊祭を行っている「中国人殉難者全道慰霊祭事務局」の鴫谷節夫事務局長(日中友好協会北海道支部連合会会長)や当別町の劉連仁生還記念碑を管理する劉連仁を語り継ぐ会の大嶽秋夫事務局長と今野一三六前事務局長などが、中国大使館のご招待で参加しました。
この時の座談会の会議録や程大使からの感謝状などとともに仁木町の日中不再戦友好碑を先頭に道内各地の慰霊碑や本州各地の慰霊碑、そして、長崎市の浦上刑務支所・中国人原爆犠牲者追悼碑など各地の慰霊祭の取り組みなどが掲載している資料集が完成しました。
これをまとめて出版したのは株式会社日本華僑社で、発行者は段景子氏です。強制連行中国人労働者慰霊碑資料集編集委員会が編者です。317頁に及ぶ資料集です。
本の定価は一冊2800円+税です。
この資料集が、全道慰霊祭事務局を通じて、日中友好協会札幌支部に100冊届きました。
第51回中国人殉難者全道慰霊祭に5000円以上の募金をお寄せいただいた方に送料支部負担でお送りします。
送料だけでも350円もかかりますので、500円以上の募金で資料集をお申し込みいただいた方にもお送りします。
先着100人です。