2018年6月8日金曜日

「伝える会」総会が開かれる

 5月27日(日)当別町若葉会館において、「劉連仁生還記念碑を伝える会」の第11回総会が開催されました。
 今回の総会は、劉連仁さんが1958年2月当別町材木沢の山中で穴居しているのを発見されて、丁度60年目になります。
 同時に1998年6月、仁木町で開催された第36回中国人殉難者全道慰霊祭に息子の煥新さんとともに参列されて丁度20年になります。
 こうした記念すべき年の「伝える会」の取り組みをどのように成功させるか、活発な意見が交わされました。
・「生きる 劉連仁物語」を執筆された函館在住の児童文学作家、森越智子さんを招いて講演をしてもらってはどうか。
・生還記念碑が建立された経緯やその後の活動をまとめた記念誌を発行してはどうか。
・それをDVDに焼いて販売し、記念行事の資金にしてはどうか。
・あるいは劉煥新さんを呼べないまでも、この取り組みを伝えてメッセージを寄せてもらってはどうか。
・旅システムでも3年ぶりに日中友好協会と共同企画で参観ツアーを計画しています。できれば日程を合わせるとさらに盛り上がるのではないか・・・等など。
 こうした意見をベースに「伝える会」を中心に準備会を立ち上げ、各団体や個人が持っている劉さんに関わる資料や写真を持ち寄って、後世に残るものを制作しましょうということで、議案とともに全員一致で議事を終了しました。
 日中友好協会から鴫谷節夫道連会長、影浦貞宏事務局長夫妻、準会員の旅システムから青木久美子さんが参加しました。
                総会の模様
            下は総会終了後参加者で記念撮影

全国大会に道連から4人が参加

 6月2日、3日の両日、東京都台東区で日本中国友好協会第67回大会が開催されました。
 北海道支部連合会から、鴫谷節夫道連会長(小樽)、伊藤貞市副会長(苫小牧)、小川勝美理事長(札幌)、影浦貞宏事務局長(札幌)の4人が参加しました。
 2日の全体会議で、苫小牧支部の伊藤貞市支部長が女性会員の拡大と女子会開催の計画について発言しました。
 小川勝美理事長は、資格審査委員と3日の第3分散会の議長を務めました。
 鴫谷節夫道連会長は、第1分散会で笠原十九司さんの著書「日中戦争全史」を会員や活動家は是非読んでほしいと購読を呼びかけて発言しました。この発言は全体会議のまとめの中で紹介されました。
 影浦貞宏事務局長は、財政小委員会に所属し、本部財政について、中国百科検定やカレンダーの普及なども含めて審議し、カレンダーについて改善点について要望意見を述べました。
 大会は、愛媛大学の20歳の女子学生が大会宣言案を読み上げ、提案しました。最年少の参加で、大会参加者を大変激励し、大きな拍手を受けました。
 最後に、参加者全員で、東京❘北京を大合唱して終了しました。
 札幌支部の故小野寺昌二さんと故斎藤康治さんに対して、大会による物故者顕彰が行われ、賞状と記念品をご遺族にお届け(郵送)しました。
                                  発言する伊藤貞市さん
            第3分散会で議長を務める小川勝美理事長
            北海道連から参加した4人

 日本中国友好協会 札幌支部が総会

 札幌支部は、5月20日(日)午後1時30分から、支部事務所で総会を開催しました。
 総会では、三木ふみよさんを議長に選出して、議事を行いました。
 影浦貞宏事務局長が、2017年度の支部の活動日誌を、1年間を整理して報告。続いて、2017年の活動のまとめを、不再戦・平和・友好の活動など主なものに触れながら、また、組織の拡大・強化などについて報告しました。
 三木さんから太極拳や中国語教室について補足報告が行われ、質疑・討議が行われました。
 2017年度の決算報告を小川勝美理事長が行い、2018年度方針案については、影浦事務局長が、2018年度の予算案については小川理事長が提案説明を行いました。
 この中で、会員の拡大・強化に力を尽くすことを、また、今年の新年交流会の中国領事館の総領事が参加せらたことを重視し、来年の成功等を論議しました。
 役員案を小川理事長が提案。全員一致で新役員を選出して終了しました。

      札幌支部の新年度役員
 理事長  小川 勝美
 副理事長 三木 ふみよ
 事務局長 影浦 貞宏
 理事   高橋 忠明
  々   稲津 拓郎
  々   重本 雅江
 会計監査 菅原 健太
  々   宍戸 健

第53回中国人殉難者全道慰霊祭

 6月24(日)のご案内と募金のお願い

       苫小牧発(60人乗り)

  仁木町へ  札幌から貸し切りバスを運行します。

 あなたのご参列を お待ちしています。
 第53回中国人殉難者全道慰霊祭が、6月24日(日)午後1時30分から、仁木町の中国烈士園、日中不再戦友好碑前で開催されます。
 日本軍国主義政府の中国侵略侵略戦争・植民地支配によって中国人千数百万人を殺し、約4万人を日本に強制連行し、劣悪な条件で強制労働に従事させ6800余人を死に至らしめました。
 生きて再び祖国に帰ることができなかった北海道での中国人犠牲者3047人を供養します。
 私たちは日本の政府に二度とこのような悲劇を起こさせないと心に刻み、草の根の日中友好運動を進めます。
 会員・準会員の皆様のご参列をお待ちしています。
 慰霊祭は皆様の募金で行われています。
 ご協力をお願いします。