第57回中国人殉難者全道慰霊祭を開催
6月26日(日)午後1時30分から仁木町民センターにおいて、第57回中国人殉難者全道慰霊祭を74人が参列し開催しました。
浄土真宗大谷派北海道教区北第3組5か寺(教照寺、正念寺、浄秀寺、宝泉寺、宝海寺)の住職の読経で始まり、読経のなか参列者が順次焼香しました。
続いて、地元仁木町の佐藤聖一郎町長が慰霊のことばを捧げました。中華人民共和国駐札幌総領事館の劉亜明総領事の追悼のことばを慰霊祭事務局の鴫谷節夫事務局長が代読しました。
鈴木直道知事などの弔文報告が行われました。
慰霊祭世話人を代表して、専修大学北海道短期大学の寺本千名夫元学長が、今年の慰霊祭を取り巻くロシアのウクライナ侵略等に触れながら主催者挨拶をしました。
在日華僑を代表して、北海道科学技術者連盟の呉敦顧問が戦時中の中国人強制連行などの歴史に触れご挨拶されました。
続いて、中国人留学生・研究生が紹介され、挨拶しました。
北海道大学中国留学人員友好聯誼会の黄銘君さん、張文強さん、室蘭工業大学中国人留学生学友会の趙岩さん、張恒さんが、それぞれ強制連行・強制労働等に触れながら挨拶しました。北海道大学法学部客員研究員の李雯静さんは「6回目の参列です。日本と中国の友好の懸け橋になります」と挨拶し、法学研究科大学院生の李光照さんが挨拶しました。
続いて、地元仁木町議会の宮本幹夫副議長が歓迎の挨拶をされました。
最後に、慰霊太極拳を鴫谷節夫道連会長が表演しました。
5か寺の住職の読経世話人を代表して主催者挨拶をする寺本千名夫元学長
華僑華人を代表して挨拶される呉敦さん