日本中国友好協会北海道支部連合会
第49回総会を開催
会長に鴫谷氏、理事長に伊藤氏を選出
5月10日(日)小樽市生涯学習プラザで、日中友好協会北海道支部連合会第49回総会兼北海道ブロック会議を開催しました。議長に苫小牧支部の蔦保収氏と室蘭支部の松原剛氏を選任し、道連斎藤康治会長の挨拶と本部の丸山副理事長から北海道ブロック会議への報告を兼ねた挨拶を受けました。
丸山副理事長は、憲法改悪と「戦争する国づくり」を許さない運動、安倍政権による日米新ガイドラインや「戦争立法」など国のあり方を根本的に変える危険な動きの急速な進行などを詳しく述べ、協会の役割と責任などについて侵略戦争の加害の事実を語り伝えること、憲法改悪、歴史修正主義を許さない不再戦平和活動の提起などを行いました。
また、日中両国の関係改善をめざして、友好交流、文化交流の大切さなどを報告。
第64回大会に向けて組織財政の強化について報告、この中で、1200人の仲間づくりの目標を引き続き追求することや日中友好新聞の刷新とwebの強化などについて報告しました。
鴫谷節夫理事長から2014年度活動の総括について、日中不再戦・平和の活動で、第49回中国人殉難者慰霊祭や第4回劉連仁墓参ツアーなどについて報告、また、3月に新聞の浮き部数を解消する減紙を本部に申請したことなどの報告が行われました。
伊藤貞市事務局長から決算報告、影浦貞宏会計監査から会計監査報告が行われ、本部提起の報告も含めて質疑が行われました。
北海道が日中友好新聞の浮き部数を解消したことが全国的な減紙に繋がったことや浮きを抱えることの問題点などが質疑で出されました。
午後に、鴫谷理事長から2015年度の活動方針、第50回中国人殉難者全道慰霊祭に劉煥新、劉利父子を招聘することなどや9月27日午後札幌での「中国百科検定」受験者を広げること、協会の拡大・発展を大いに進めようと提案され、伊藤事務局長から予算案が提案されました。
この報告を受け、各支部の活動報告や各種の取り組みなどについて発言されました。特に室蘭での「望郷の鐘」の映画会に続いて帯広での開催が決まり、小樽と苫小牧でも開催の検討が行われていることが報告されました。
小川勝美事務局次長から新年度の役員の提案がされ、全員一致で新役員を承認しました。
道連会長に鴫谷節夫氏、理事長に伊藤貞市氏、事務局長に小川勝美氏などを選出、各支部からの理事も確認しました。斎藤康治さんは山崎幸さんとともに道連顧問になりました。
斎藤さんは退任挨拶で「93歳を超え身体に不安を感じるようになり退任させていただきました。長い間有り難うございました」と挨拶しました。
最後に、参加者全員で記念写真を撮りました。