2018年2月2日金曜日

 中国駐札幌総領事館 孫振勇総領事を 迎え 日中友好協会新年交流会を盛大に開催

 1月28日、正午から札幌のネストホテル札幌駅前で、日中友好協会新年交流会が53人の参加で盛大に開催されました。
 今回はホテルのサービスで、参加者全員が最初に集合写真を撮影し、交流会の開催中に写真が完成し、全員に贈呈されました。
 交流会は、道連と札幌支部の共催で、司会を小川勝美札幌支部理事長が務め、オープニングに新芸能集団乱拍子による獅子舞が行われ、今年1年の無病息災を願って、獅子頭が参加者全員の頭を噛んで回りました。参加者からおひねりが上がっていました。
 鴫谷節夫道連会長が、南京大虐殺から80年の昨年12月、南京と上海を17人の平和の旅ツアーで訪問した活動などを報告し、上海師範大学の「中国『慰安婦』歴史博物館」の展示内容を高く評価しながら主催者挨拶をしました。
   

中華人民共和国駐札幌総領事館の孫振勇総領事は、協会の中国人殉難者慰霊活動や劉連仁さんの支援活動などに「敬意と感謝を申し上げます」「私が外務省に入って最初の仕事が日本人残留孤児を帰国させる事業でした。残留孤児と養父母が分かれるとき『もう会えないのでないか』と泣いているのを傍で見てもらい泣きをしました」と述べ、また、中国からの観光客の増加に触れながら「中国と日本は一衣帯水の仲」などと来賓挨拶をされました。

日本共産党札幌市議会議員団を代表して池田由美議員が「私は高校生の時、731部隊の存在を初めて知りました」と語り、「憲法九条を守り、平和を守るため頑張ります」と決意を交えて挨拶されました。
大橋晃勤医協中央病院名誉院長が「北京生まれ」などと自己紹介を交えながら乾杯の音頭をとり、祝宴に入りました。
祝宴に入って後、中国語教室の講師大沼尚子先生の独唱がご披露されました。

 日中友好協会の長い準会員・会員である、勤医協西区病院の宍戸健さん(昨年はオープニングを飾ってくれました)がギターを弾きながら「ふるさと」などを歌い、全員合唱の「東京 北京」のギター伴奏を行いました。
 また、小樽支部の在田節江さんの「ひよっとこ踊り」は大変好評でした。

札幌支部の三木ふみよさんが扇を使った太極拳を表演しました。

 中国語教室講師の楊志剛先生が、アコーディオン演奏を行ってくれました。

加された皆様からスピーチを頂きました。
 中国総領事館兪昂副領事様、北海道華僑華人連合会顧問湖軍毅様、北海道華僑華人婦女会会長周玉蘭様、北海道中国会代表田義之様、北海道在日科学技術者連盟幹事長孔令群様、
(株)ノーステクノロジー社長呉敦様、晋南貿易(株)社長曲健三様、北海道地区中国留学人員友好聯議会(学友会)理事宋釧益様、理事臧瀟倩様、北海道教育大学大学院生邵晶晶様、北海道中国会運営委員長陶恵栄様、北海道合同法律事務所事務局長山崎秀俊様、旅システム青木久美子様、(北海道機関紙印刷所社長長谷川弘美様・仕事で途中退席)、
また、小樽支部8人、室蘭支部2人、苫小牧支部1人、帯広支部1人と札幌市部の皆さんが参加。札幌支部は高橋忠明さんが壇上でスピーチをしました。
 北海道合同法律事務所様からはご祝儀を頂きました。
 最後に、閉会挨拶を道連副会長・苫小牧支部長の伊藤貞市さんが行い、日中友好協会の新年交流会を終了しました。