2018年10月5日金曜日

道連理事会で 三菱マテリアルの和解に基づく「記念碑」の建立を検討

9月11日、日本中国友好協会北海道支部連合会の理事会を開催し、田中貴文弁護士に参加していただき、中国人強制連行の被害者や遺族と三菱マテリアルの和解の内容について改めて説明を受け、北海道における「記念碑」の建立について検討しました。
 その和解内容は、三菱マテリアルが基金を設置し①被害者・遺族に1人当たり10万元を支払う②日本国内に記念碑を建立するため1億円を拠出③被害者や遺族の所在調査に2億円を拠出など、を説明し、道内の三菱マテリアルの事業場は、13か所、強制連行総数3765人、死亡者総数667人、死亡率17・7% 等の資料を示して説明しました。
 三菱マテリアルの社有地を提供して記念碑を建立し、除幕式とその後5年間被害者や遺族を招いて慰霊祭を行うなどとのことです。
 10月には、中国でも具体化に向けて検討に入る予定とのことで、道内に建立する場合、美唄か夕張の三菱マテリアルの事業場跡地になる模様、どちらが良いだろうかとの、事前検討を行いました。
 美唄が、札幌から近く、交通の便も良いのでないか、などの意見が出されました。
 美唄支部も、10月1日、会議を開き、記念碑建立について検討しました。
             田中弁護士も参加した道連理事会