今年最初の理事会です。
鴫谷節夫道連会長から、中国情勢、昨年の安倍晋三の訪中による関係改善が進んだが、安倍政権は、沖縄辺野古埋め立ての強行、憲法九条に自衛隊の明記の発言など改憲と戦争する国づくりに暴走し続けている。中国との関係改善は良いことだが我々などの民間交流を一層強めていかなければならない。先の日中友好協会の新年交流会は中国領事館代表だけでなく、在日華僑の方々も多数参加し良い交流の機会であった。今年もみんなで6月の中国人殉難者全道慰霊祭をはじめ不再戦平和友好運動を一層強めましょうなどと挨拶されました。
会議では、昨年9月の理事会以降の活動の総括・反省や各支部のこの間の様々な活動などの報告が行われ、華僑団体の活動・交流などについても討議が進められました。
また、5月の道連総会や6月の全国大会に向けて活動の強化や拡大、6月の仁木町の全道慰霊祭については天候に左右されないように、町民センターで開催することを確認し、「日中不再戦友好碑」への参拝などについては今後具体化することとしました。
今回の理事会には、昨年9月の理事会同様、おおぞら法律事務所の田中貴文弁護士(
中国人強制連行・強制労働弁護団)が参加を予定していましたが、日程の都合上、急遽参加できませんでした。
そのかわり、詳細な「中国人強制連行・強制労働『三菱 記念碑』建立プラン」が送られてきました。会議の途中に田中弁護士から鴫谷会長に電話があり、プランに基づく準備会の日程調整が行われ、3月下旬、おおぞら法律事務所で開くことになりました。
美唄に記念碑建立について、日中友好協会の関わりや、建立記念慰霊祭、その後4年間の慰霊追悼行事、その後、慰霊祭や追悼行事をどう継続していくのかなど多くの議論がなされました。
理事会は、5月22日、かでる2・7で道連総会を開催し、本部招集の北海道ブロッカ会議を兼ねることも確認し、当日の議長は札幌支部と小樽支部が務めることなど確認しましました。
昨年9月の道連理事会で発言する田中貴文弁護士