2019年12月17日火曜日

中国の中央テレビが 「劉連仁生還記念碑」と「伝える会」を取材

 中国の北京中央テレビは、来年の中国抗日戦争勝利及び世界反フャシズム戦争勝利75周年を記念して、「銃剣下の老工」というタイトルで日本に強制連行された中国人の物語をドキュメント化して放映する予定です。 制作・監督の劉海燕(女性)さん、撮影技師の韓宏壁(男性)さん、在日フリージャーナリストでガイドと引率責任者の朱弘(男性)さんの3人が秋田の花岡事件の犠牲者追悼集会の取材を終えたあと、22日、札幌入りし、翌23日、当別の劉連仁生還記念碑を集材しました。 
 当別駅で、札幌支部の小川勝美理事長と当別の「劉連仁生還碑を伝える会」の大嶽秋夫事務局長と今野一三六事務局次長が出迎え、材木沢の「劉連仁生還碑」を訪ねました。
 早速、韓技師が、ドローンのカメラで、「劉連仁生還碑」の上空や周辺状況を撮影。続いて、今野一三六さんがインタビューに答えて、劉連仁さんとの交流や生還碑建立に至る経過などを話しました。また、昨年の生還60周年記念集会や今年の記念誌発刊などについても話しました。
 伝える会が今年発行した60周年記念誌3冊を謹呈しました。
 北京中央テレビの取材チームは、「劉連仁生還碑」の斜め向かいの自宅に、劉連仁さんを保護した時の木屋路喜一郎(91歳)を訪ね、インタビューを行いました。
 木屋路さんは、1958年2月9日かんじきを履いて、袴田清治さんや巡査2人など5人で山を登り劉さんを保護した時のことを詳しく話しました。その後の劉さんとの交流なども話し、記念誌に載っている写真を示し、「この写真は、この家の座敷で撮った」と話しました。
                                          劉連仁生還記念碑
        北京中央テレビのインタビュうに答える今野一三六さん
     自宅で北京中央テレビのインタビュに答える木屋路喜一郎さん