友好碑建替え、待ったなし
第20回慰霊祭の成果から展望生れる
劉連仁さんの思い出(23)
日中友好協会北海道連 会長 鴫谷節夫
世話人は14名に
当初の8名の世話人は、20回では次のとおり14名にお願いしています。
藤井栄一 商大学長
志村和雄 小樽市長
島本虎三 仁木町長
小柄義信 余市町長
川村留治 寿都町長
泉 勢誠 小樽仏教会会長
松浦 一 北大名誉教授
松田平太郎 牧師、北星男子高校校長
戸谷富之 日中友好協会 道連合会会長
秋保 充 医師、日中友好協会小樽支部会長
山崎 幸 勤医協中央病 院総婦長
鈴木 好 北海道高退協 会長
多嶋光子 北海道母親大 会連絡会実行委員長
吉田敏夫 丸辰商事代表
協賛団体は157
中国人殉難者全道慰霊祭を広く知って貰うには、これに賛同する団体を増やさなければならないことはよく判っていましたが、何といっても文革が終結するまでは手も足も出ないという心情でした。
しかし、これだけ立派な烈士園と友好碑を造った以上、慰霊祭を一年でも欠かすわけにはいかない、なんとしても慰霊祭だけは意地でもという気持ちですが、そういう私たちの心を支えてくれたものがもう一つあります。
泉勢誠氏を中心とする真宗大谷派の皆さんです。もしこれが無かったら何回かの中断もあったのでないかと思っています。第20回の慰霊祭の協賛団体は157団体になりました。特に自治体関係が30道市町村を占め、後志の全自治体の協賛を得たのは心強いかぎりでした。
余談になりますが、焼香に当たっては参列団体と世話人のお名前を読みあげ、一人一人焼香してもらうことにしていましたが、20回では協賛団体すべてを読み上げることにしました。
結果、それだけで20分近くになり、慌てて読み上げのスピードを上げるよう指示したことも思い出されます。
(つづく)