ハルピンでは、昨年8月15日に開館した旧日本軍731部隊の展示館を見学。
日本語による説明を聞けるイヤホーンが配布され、各展示品や写真の前に行くと自動的に説明が入り、説明を聞きながら展示品を見て回ることができました。
約1時間で展示資料館を見て、専用の観覧用の車で広い731部隊の細菌戦のネズミの飼育場跡や人体実験・凍傷実験などを行った各施設址を見て回りました。731部隊が撤収するとき爆破した大型の焼却炉の一面の壁と3本の煙突が残っていました。
昨年の展示資料館のオープンに合わせて、施設址の周辺も整備されていました。
ハルピン駅に開設された安重根記念館も見学しました。
ハルピンから新幹線でチチハルに向かいました。
苫小牧支部の河野さん姉弟の生家跡を探しました。姉の生家跡も弟の生家跡も高層マンションが建っていました。
チチハルでは毒ガス兵器と製造していた建物跡を見学し、遺棄した毒ガスで被害が出た現場を見学(マンションの広場に地下駐車場づくりの中でドラム缶5本の毒ガスを重機で掘り出して被爆)しました。
チチハルから新幹線で瀋陽に移動。新幹線の左右に大慶油田の採油機が動いていました。また、地平線までの高粱畑が広がっていました。
瀋陽からバスで撫順に行き、石炭の露天掘りを見学し、撫順戦犯管理所跡を見学しました。
平頂山事件の現場に建つ資料館を見学。慰霊の花輪を献花し黙祷しました。
瀋陽に戻り、9・18歴史博物館を見学、張学良の銅像も見学(2001年死亡後、国共合作の評価が高まり像が建立)しました。
凍傷実験を行った建物 |
関東軍731部隊の記念館の写真