参会者全員で黙祷をささげたあと、松原剛実行員会代表は「個人参加の実行委員会をつくり、幅広い市民に呼びかけ、1993年10月9日にイタンキで遺骨が発掘された日にちなみ10・9を冠した慰霊の集いを開催し、以来毎年開催してきた」などの挨拶が行われ、続いて参会者が次々と献花を行いました。
中国人殉難者全道慰霊祭の鴫谷節夫事務局長(日中友好協会北海道連会長)などが来賓挨拶をされました。
中国から室蘭工業大学に留学している3人の学生も紹介を受けました。
また、室蘭合唱団「あすなろ」の皆さんが「砂に消えた人々」を合唱しました。
鴫谷節夫道連会長が慰霊の太極拳を表演しました。
札幌支部からは、小川勝美理事長、影浦貞宏事務局次長と教育大学の本庄十喜先生が参加しました。
午後2時からは中小企業センターの大会議室で懇談会を開き、「証言 侵略戦争 人間から鬼へ、そして人間へ」のDVDと「中国人強制連行犠牲者の遺骨発掘時(1954年10月9日)の記録」のDVDを視聴しました。
懇談会では、様々な意見などが出され、また、犠牲者の数と遺骨の数の違いなどに質問が出され鴫谷会長が丁寧に答えていました。
また、慰霊の集いと懇談会に伊達高校放送局の生徒さん2人が参加し、高文連のコンクールに慰霊碑や集いを取り上げたいと話していました。
伊達高校放送局のみなさん |