2017年5月31日水曜日

日中友好協会札幌支部   中国語教室の紹介

日中友好協会札幌支部では、約30年前から事務所で中国語教室を開いています。
 北海道大学で中国語講師を務める楊志剛先生を主任に、札幌大学中国語講師の大沼尚子(中国人)先生とともに、入門・初級・中級Ⅰ・中級Ⅱの4クラスを教えて頂いています。
 入門は中国語を全く学んだことがない人が対象です。
 初級は今年、3人の新人が入り、活気がみなぎっています。楊先生の発音チェックと、前回学習した例題のヒアリングに皆次々と答えています。中国語は発音、特に上げ・下げの四声が正しくないと通じません。「使える中国語」をキャッチフレーズに正確な発音を練習します。
 中級Ⅰは、5・6年学んだ7人のクラスで、自由なテーマで作文を書いてきて、皆で質問しあいます。
 中級Ⅱは、10年位学んだクラスで、前週に起きたことを全員が発表します。
楽しい雰囲気の中で中国語のおしゃべりをしています。
 授業が終了した後には、時には飲み会になる事もあります。
 中国旅行に行っても困らない程度になるには、中級Ⅰ・中級Ⅱくらいからです。
 今年2月のアジア大会の中国語ボランティアには、中級Ⅰと中級Ⅱから3人が参加しました。
 こんなに楽しく役に立つ中国語教室に興味がありましたら、是非お入り下さい。
 2020年には東京オリンピックが開かれ、地域通訳案内士やボランティアが大量に必要になります。
 今から準備を始めませんか。

日中友好協会札幌支部の新会員紹介   札幌市白石区の 加藤 誠さん 77歳

 加藤誠さんは1月15日の大西広慶応大学教授・本部副理事長の中国百科検定と中国問題学習会に参加され、その後の夕食会にも参加されて、その場で日中友好協会に加入されました。
 加藤さんは、札幌駅前の紀伊国屋書店で中国百科検定のリーフレットを見つけ、第1回中国百科検定を東京で受験。3級に合格。アンケートに札幌でも受験できるようにと書いて提出したとのことです。
 一昨年の第2回検定では札幌のかでる2・7で2級に合格。今年3月の受験で1級に合格しています。
 加藤さんは、苫小牧市出身。大学卒業後、大手製作所に勤務。中国に2か所の工場もあり、定年退職後、広大な中国に関心を持ち、中国旅行を始めました。
 すでに32回も中国旅行を行い、すべての省を訪れたとのこと。しかも、ツアーでなく個人で旅行しているとのこと。一般マスコミが報道するような国ではなく、みんな親切ですと話します。 南京大虐殺記念館では、私が日本人だとわかると学習に訪れていた高校生の集団が写真を撮らせて欲しいと要望され、何度も写真を撮られたとのこと。
 加藤さんの2階の書斎は中国関係の書籍で埋め尽くされ、大きな中国全図が貼ってあります。そこに訪れた都市に赤いピンを立てています。また、中国旅行をまとめた本も出しています。
 テレビ放映された中国の映画などをDVDに録画するほどです。
 人民中国なども10年以上もそろえており、これから整理するつもりだと準備をされていました。
 学習会などがありましたら是非声をかけてくださいと述べられました。
              2階の書斎での加藤誠さん
             中国全図に赤いピンが

日本中国友好協会    札幌支部が総会

 札幌支部は、5月21日(日)午後1時30分から支部事務所で総会を開催しました。
 総会では、三木ふみよさんを議長に選出して、議事を行いました。
 影浦貞宏事務局次長が、2016年度の支部の活動日誌を、1年間を整理して報告。続いて、2016年の活動のまとめを、不再戦・平和・友好の活動など主なものに触れながら、また、組織の拡大・強化などについて報告しました。
 2016年度た会計監査も報告しました。
 三木さんから太極拳や中国語教室について補足報告が行われ、質疑・討議が行われました。
 2017年度の活動の決算報告を小川勝美理事長が行い、4月15日に行われ方針案については、影浦事務局次長が、2017年度の予算案については小川理事長が提案説明を行いました。
 この中で、会員の拡大・強化に力を尽くすことが論議され、新会員については日中友好新聞札幌版で「会員紹介欄」を設けて紹介することが論議されました。また、新年交流会へのご招待も検討していくことになりました。
 役員案を小川理事長が提案。全員一致で新役員を選出して終了しました。

  札幌支部の新年度役員
 理事長  小川 勝美
 副理事長 三木 ふみよ
 事務局長 影浦 貞宏
 理事   高橋 忠明
  々   稲津 拓郎
  々   重本 雅江
 会計監査 菅原 健太
  々   宍戸 健

第52回中国人殉難者全道慰霊祭

 6月25日(日)のご案内と募金のお願い

       苫小牧発(60人乗り)

  仁木町へ  札幌から貸し切りバスを運行します。

 あなたのご参列を お待ちしています。

第52回中国人殉難者全道慰霊祭が6月25日(日)午後1時30分から仁木町の中国烈士園、日中不再戦友好碑前で開催されます。
 今年は、盧溝橋事件と南京大虐殺から80年の節目の年です。
 日本軍国主義政府の中国侵略侵略戦争・植民地支配によって中国人千数百万人を殺し、約4万人を強制連行し、劣悪な条件で強制労働に従事させ6800余人を死に至らしめました。
 生きて再び祖国に帰ることができなかった北海道での中国人犠牲者3047人を供養します。私たちは日本の政府に二度とこのような悲劇を起こさせないと心に刻み、草の根の日中友好を進めます。
 会員・準会員の皆様のご参列をお待ちしています。慰霊祭は皆様の募金で行われています。今年は慰霊碑の階段の補修も行います。ご協力をお願いします。

行程(慰霊祭日程とバスの運行予定時刻)
 8:40 テレビ塔北側NHK前集合   
 9:00 バス出発
11:00 仁木町民センター着
     交流会、昼食、休憩
12:50 バスで移動 日中不再戦友好碑前へ
13:30 中国人殉難者全道慰霊祭開始
14:20 慰霊祭終了
14:45 ニッカウヰスキー記念館見学
17:30 札幌着

  ◎札幌からの参加の方は
  バス代と昼食代を含めて1,000円をご負担願います。
 
 ◎参加申し込みは6月21日(水)までに。
  お早めにお願いします。
  日中友好協会札幌支部
  電話(FAⅩ兼用)
     011-814-8658
                                  5か寺の住職の読経
          挨拶する代表世話人の和田健夫小樽商大学長

2017年5月23日火曜日

中華人民共和国駐日本国特命全権大使 程 永華氏の講演会

5月19日(金)、札幌プリンスホテル国際館パミールにおいて「一帯一路の行方と中日経済協力の展望」と題して講演されました。
 程大使は、中国吉林省の出身で吉林大学を卒業後、日本の大学に入学し卒業後、中国の外交部に勤務し、日本大使館に4回勤務するなど日本語が堪能な方です。
 最初に「一帯一路」に対する評価について、中国が主導的に進めているという見方があるが、確かに中国が最初に発信したが、アフリカやアジアにおいて支持されており、これをイデオロギー的に見て中国だからという色眼鏡で見るのはおかしいと強調されました。
 「一帯一路」とは「一帯」は中国から中央アジアにつながる「シルクロード経済ベルト」、「一路」は中国から南シナ海、インド洋、アラビア海を経て地中海に至る海上ルートをいう。
 中国の十三期五か年計画は「対外開放・全方位外交」を目指している。また、世界経済は緩やかに改善されているが、下振れの要因もあるという見方を示されました。
 講演は約1時間40分、3人から質問を受けて終了しました。
 日本中国友好協会から鴫谷節夫道連会長、影浦貞宏道連事務局長、札幌支部の重本雅江理事の3人が参加しました。

2017年5月19日金曜日

青年法律家協会北海道支部憲法フェスティバル2017 国家━憲法━家族  ~どうして、健保改正の標的に?~

 4月29日、青年法律家協会の憲法フェスティバルがかでる2・7で開催された。
 大阪電気通信大学中里見博教授が「24条が拓く‟個人が輝く”社会」と題して講演しました。
 中里見教授は ◎24条の起草者、ベアテ・シロタ・ゴードンさんの人権思想に立ち返り、ベアテさんがつくった24条の原案などの人権条項が求めたものは、男性の支配から女性が、年長男性の支配から年下の男性が解放され、子どもがきちんと教育を受けられ、だれもが個性を持った個人として活き活きと生きられるにすることだった。◎それからちょうど70年後、いま日本社会で、女性と若者が、男性と年長男性に有利な社会のもとで輝くことができず、自由と権利を求めて立ち上がっています。そうした状況の中で、24条の現代と共鳴しあう意義を立ちあがらせたいと述べ、シロタ草案などを示し講演を行いました。また、自民党が検討している「家庭教育支援法案(仮称)」未定稿などもしめしました。
 続いて、打越さく良弁護士が「24条の意義と改憲の動向」と題して講演しました。打越弁護士は夫婦別姓訴訟弁護団事務局長などの自己紹介の後、夫婦同姓強制の要件に戸籍法74条がなっている。  婚姻の際に夫の氏を選んだ割合の推移などを示し、現状について報告。また、憲法24条と24条があっても平等も個人の尊厳が徹底されていないのが現状。なのに、自民党の24条改憲案は、戦前と同じ家族主義を強調。婚姻も「両性の合意のみ」の「のみ」を外すなど、9条と24条が狙われているなどと講演しました。
続いて、参加者からの質問に答える形で、パネルディスカッションが行われ、会場からの質問を神保大地弁護士などが整理して、中里見教授や打越弁護士などが答えました。最後に、閉会挨拶に立った青年法律家協会北海道支部の田中貴文支部長は、安倍内閣が「共謀罪」を強行しようと危険な動きをしている。札幌弁護士会は5月3日の憲法記念日の午後大通り公園で「これまでもこれからも私たちは戦わない」と大集会を開き、パレードを行います。多数の皆さんがお誘いあわせの上ご参加くださいと訴えました。
          パワーポイントを使って講演する中里見博教授
            資料を示しながら講演する打越さく良弁護士
 パネルディスカッション、左から打越さく良弁護士、中里見博教授、
              神保弁護士、麻生有美子弁護士
閉会挨拶をする田中貴文弁護士

2017年5月16日火曜日

青少年中華伝統芸能の札幌公演

5月13日、札幌市の共済ホールで、中国の小中学生や高校生の伝統芸能の道内初めての公演が行われました。
 これは、中国国務院が主催し、札幌総領事館が後援しました。また、北海道華僑華人連合会が協力し、会員の皆さんが、道内の華僑や日本人に案内し開催したものです。
 日中友好協会札幌支部から小川勝美理事長と三木ふみよ事務局長が招待で参加。また、中国語教室の楊志剛先生から入場整理券を頂いた中国語教室の生徒さん14人も参加しました。
 公演では、12の演目が表演されました。
 ニ胡と横笛の演奏はそれぞれ、小学生の全国チャンピオンです。
 10歳の少数民族チワンの少年の独唱などと雑技では、口で台を咥え、手足4本で丸い座布団を回す曲芸が披露されました。
 京劇やアクロバティックな武術なども披露されました。
 在日華僑の皆さんや日本人など530人が参加する満席で、演目が終わるたびに大きな拍手が送られました。
 最後に、出演者21人と来賓で招待された小川理事長などが壇上に上がり、一人ひとりと握手し、記念撮影も行いました。
          開会挨拶をする札幌総領事館の張玉萍副総領事
              雑技
               北京音楽舞踊学校の生徒さん
             二胡と横笛の演奏 下は京劇

2017年5月9日火曜日

日中友好協会北海道支部連合会第51回総会を開く

 4月23日、札幌の、かでる2・7で、日中友好協会本部の田中義教理事長を迎えて、日本中国友好協会北海道支部連合会第51回総会兼北海道ブロック会議を開催しました。全道の各支部から21人が参加しました。
 総会は、議長に小樽支部の鴫谷洋美さんと帯広支部の豊島晃司さんを選出したのち、鴫谷節夫道連会長の挨拶を受け、引き続いて、本部の田中理事長の挨拶とブロック会議への報告が行われました。
 田中理事長は全国大会を前にして、アメリカのトランプ政権や北朝鮮の危険な動きや中国情勢にも触れ、大会に向けて、会員や準会員などを増やして、第66回大会を迎えようと、豊富な資料も使って報告しました。
 道連の伊藤貞市理事長から2016年度の活動の総括を提案、小川勝美事務局長から2016年度の会計決算を報告、影浦貞宏会計監査から監査報告が行われました。
 午後から、2017年度の活動方針案を伊藤理事長から、2017年度の予算案を小川事務局長が提案し、質疑討論、各支部の活動報告が行われました。
 質疑のなかで、決算では行動費ゼロ、予算案では項目もないと指摘され、論議を深め、田中理事長の本部での事例などを参考に、予備費などの一部をを削減し、各華僑団体などとの交流のための交流費2万円の追加修正を議長が提案し全員で了承されました。
 各支部からも熱心な報告が行われ、苫小牧支部の怪異拡大の経験・教訓などが報告されました。
 鴫谷会長から新年度の役員の提案がなされ、全員一致で承認されました。

2017年度の道連役員 
 会長   鴫谷 節夫
 副会長  供野 周夫
 副会長  伊藤 貞市
 理事長  小川 勝美
 事務局長 影浦 貞宏
  理事  三木ふみよ
  々   今 ゆり子
  々   水間 淳一
  々   藤島 寛
   々   松原  剛
  々   山本 清作
々   坂本 武三
  々   豊島 晃司
  々   原  聰
 会計監査 秋山 恵
  々   重本 雅江
 顧問   斎藤 康治


               総会終了後全員で写真に
               挨拶する鴫谷節夫道連会長
挨拶する田中理事長