2019年8月30日金曜日

記念碑建立・追悼事業北海道実行委員会(準備会)第2回を開催

 美唄への三菱マテリアル基金の
  記念碑建立・追悼事業北海道実行委員会(準備会)第2回を開催

 7月23日、札幌おおぞら法律事務所で、歴史・人権・平和基金(三菱マテリアル基金)の記念碑建立・追悼事業北海道実行員会(準備会)の第2回が開催され、日本中国友好協会北海道連から鴫谷節夫会長と小川勝美理事長が参加しました。
 中国人強制連行・強制労働事件北海道弁護団から髙崎暢、小坂祥司、田中貴文、猪野亨の各弁護士。北海道日中友好協会から八島氏ら2人、北海道フォーラムの小林久三氏、北海道大学法学部の吉田邦弘教授の10人が出席しました。
 田中弁護士から7月13日に開催された全国連絡会の会議報告が行われました。
 三菱の事業場があった北海道、秋田、福岡、宮崎、長崎の代表者と東京の弁護団・支援が集まって、「全国連絡会」を開催した。
 北海道の提案(安田侃氏に記念碑の制作を依頼すること、記念碑の設置場所を美唄にすること)は概ね受け入れられた。
 通常の記念碑ではなくモニュメントとすることについて中国側の意見を聞くことが必要との意見が出された。
 ↓中国側の朱春立さん、劉煥新さんの意見を聞く。「日本側の意見にまったく賛成します」(7月21日)。
 記念碑建立・記念式典費用(1億円)については、北海道3千万円、秋田千万円、福岡2千万円、宮崎千万円、長崎2・5千万円とする。このような配分については北京の「管理委員会」で決める。管理委員会は8月か9月に開催する予定。
 美唄の碑文の内容について協議しました。
  三菱の謝罪文をベースに考案する。日本語と中国語で刻む。作品とのバランスを考慮する。などを協議しました。
 美唄市への要請を9月上旬に行うことを確認しました。次回は、8月か9月に北京で開催される「管理委員会」の後に開催することを決めました。
 
 美唄市長への要請は3日に

 美唄市への要請は9月3日に行う予定です。道連から鴫谷会長、供野周夫(かねお)副会長・美唄事務局長、小川理事長の3人が参加を予定しています。
 市長への要請内容は次号で報告します。
右側手前が鴫谷会長、左側手前が猪野亨弁護士、壁を背にする田中弁護士