発刊集会」が開かれる
9月1日(日)当別町若葉会館で、「劉連仁生還60周年記念の記録」の発刊を祝って、「伝える会」が集会を開きました。
昨年の8月26日開催された「劉連仁生還60周年記念集会」において、60周年の記念すべき節目に何か残せないかという提案があり、約1年をかけて資料や写真を集めて、ようやく完成したのが「劉連仁生還60周年記念の記録」でした。
会は伝える会会員のほか当別町や札幌などから約60人が参加。会場はほぼ満杯状態でした。
大嶽秋夫事務局長の司会で進行され、大澤勉会長から集会参加者へのお礼と、記念誌発刊の経緯が話されました。
日本中国友好協会から5人が参加し、影浦貞宏道連事務局長が北海道支部連合会を代表して来賓の挨拶を行いました。
記念誌とともに製作されたDVDが放映され、劉連仁さんが強制連行から本国送還までの記録や伝える会のこれまでの取り組みが詳しく放映されました。
特に、会場に感動を呼び起こしたのは、茨木のり子 さんの「劉連仁物語」を教育大生他3人の方々による朗読でした。
また、会場には大澤勉会長の劉連仁さんの強制連行から生還・本国への帰還まで見事な水彩画が展示されていました。
大変中身の充実した集会で、また、再会を誓い合いました。
「記念の記録」には、昨年の森越智子さんの記念講演の内容や劉連仁さんを発見・保護した時の故袴田清治さんや木屋路喜一郎さんの回顧録などが収録されています。また、7月7日の北海道新聞の「異聞風聞『劉連仁さんが教えること』」なども掲載されています。
この「記録」は、1冊5百円以上の協力金が必要です。
申込みは、今野一三六さんへ、電話090❘9755❘8576まで。
日中友好協会北海道連を代表して挨拶する影浦貞宏事務局長