美唄市の坂東知文市長に要請
「受け入れることに問題はない」と回答
9月3日(火)、三菱マテリアル基金の記念碑建立・追悼事業北海道実行委員会(準備会)は、美唄市の坂東知文市長に、三菱マテリアル「記念碑」設置について、我路ファミリー公園内に設置したいので受け入れられますように要請しました。
この要請に参加したのは、田中貴文弁護士、小坂祥司弁護士、日中友好協会北海道連から鴫谷節夫会長、供野周夫副会長・美唄事務局長、小川勝美理事長の3人が、北海道日中から八島氏、北海道フォーラムの小林氏、彫刻を制作する安田侃さんのご子息である安田琢氏の計8人。
田中貴文弁護士から、中国人強制連行・強制労働犠牲者と西松建設などの和解について説明し、三菱マテリアルとも2016年6月に和解解決と和解内容を説明しました。
この和解に基ずき「三菱マテリアル基金」よる記念碑建立・追悼事業北海道実行員会(準備会)で協議を重ねてきた。①北海道関係の強制連行被害者は、6事業場1637名であるが、記念碑は、美唄市に1基建立する。②記念碑は、美唄市出身の安田侃さんに制作を依頼する。③記念碑を、我路ファミリー公園内に設置する。などを説明し、記念碑設置を要請しました。
坂東市長は、「美唄の歴史に関するものであり、じん肺のモニュメントも既にあり、記念碑を受け入れることには問題がないと思いますが、関係団体と相談・話し合いをすすめ、早急に決めたい」と回答しました。
写真、手前右が美唄坂東知文市長、向かい側、右から供野副会長、田中弁護士、小坂弁護士、鴫谷道連会長、八島氏。