2022年12月13日火曜日

慰霊祭の基礎固まる  第10回慰霊祭      

 慰霊祭の基礎固まる

  第10回慰霊祭                   

     劉連仁さんの思い出(20)

   日中友好協会北海道連 会長 鴫谷節夫


  早くも維持管理費の問題

 1975年中国人慰霊祭は第10回目を迎えました。

これに先立って第8回では活版印刷の案内状が作られています。しかし文面は次の通り補修のため「募金」も呼びかける内容で、中国烈士園の維持が大きな課題となる前兆でした。

 中国人殉難者全道慰霊祭への参加と「日中友好碑」の補修のための募金にご協力のお願い

  和田理事長を迎えて

 第10回慰霊祭の世話人は次の八名でした。

 実方正雄・小樽商科大学学長

 稲垣 祐・小樽市長

 岡 武夫・仁木町長

 小柄義信・余市町長

 島 悳・小樽仏教会会長

 松浦一・北大名誉教授

 戸谷富之・北大教授・日中道連会長

 秋保 充・医師・日中小樽支部会長

  次の通りメモが残っているので掲載します。

 日中不再戦友好碑建立十周年記念 中国人殉難者全道慰霊祭次第

 (A)

1開会

2地元代表挨拶 仁木町長

3読経 仏教会

4焼香 氏名読み上げ

5弔電披露 

6世話人代表挨拶戸谷会長

7閉会

  会場移動三十分

 (B)記念パーティー

1開会❘進行係(道連)

2感謝状贈呈❘

 壇上 和田、補助田浦

3日中友好協会代表挨拶

 本部和田理事長 十分間

4仏教会代表挨拶

5乾杯❘道連

6受賞者代表挨拶❘井上

7スピーチ

8閉会挨拶❘秋保


 この行事を担当した役員は約二十名でしたが、当然のことながらほとんど鬼籍に変わり、生存者は私を含め三名です。

                (つづく)