慰霊祭会場行き貸し切りバスのご案内
2023年6月13日火曜日
慰霊祭会場行き貸し切りバスのご案内
「日中不再戦友好碑」再建? 劉連仁さんの思い出(25) 日本中国友好協会北海道連 会長 鴫谷 節夫
「日中不再戦友好碑」再建?
劉連仁さんの思い出(25)
日本中国友好協会北海道連 会長 鴫谷 節夫
再建と聞いて、不審に思う人もいるかも知れないで、この点についても述べて置きます。
「テラゾウ(人工
大理石)の張り物」
烈士園の中心となる「友好碑」は本来半世紀ぐらいはびくともしないものであるべきです。他の石碑をみると多くは御影石が使われています。
ところが「友好碑」は、高さ3メートルの内部はコンクリートで、四面に人造大理石の一枚ものの板を張り付けた物だったのです。なぜそうなったのか、私は何も聞かされていませんが、田浦さんが自慢げにテラゾウだと言っていたのを覚えています。
「なぜそれになったのか」
これは私の全くの推測ですが、石材店の売り込みと御影石に比べて格段に安かったからではないかと思っています。テラゾウは学校の玄関などに使われていて、かなり長持ちするものですが、3メートルを越える石柱として使われたものは見たことがありません。
碑面の耐久力があっても柱の中のコンクリートとの接着力の不足が決定的な弱点となって、第10回慰霊祭を過ぎるころか、碑面が膨らみ始めました。隙間に接着剤を詰め込んで凌ぎましたが、隙間はだんだん大きくなりました。 (つづく)
昨年の中国人殉難者全道慰霊祭に参加した中国人中国人留学生が日中友好不再戦碑を訪問日本中国友好協会第72回大会 会場とオンラインで開催 北海道から6人が参加
日本中国友好協会第72回大会
会場とオンラインで開催
北海道から6人が参加
6月4日、日本中国友好協会の第72大会が、東京の会場と全国の代議員・評議員・役員をオンラインで結んで開催され、全国から約170人が参加しました 北海道から代議員で鴫谷節夫会長と苫小牧支部の川山博久事務局長が、評議員は伊藤貞市苫小牧支部長、原聰釧路支部長、道連の影浦貞宏事務局長が、役員として小川勝美道連理事長がそれぞれオンラインで参加しました。
苫小牧支部伊藤貞市
支部長が発言
伊藤支部長は、3月に事務局長と理事の2人が退会したため、支部総会を開催し、会員に新しい会員を増やすことを呼びかけるとともに新しい役員を選出して、3人の新しい会員を迎えて大会に参加していること、中国人殉難者全道慰霊祭に札幌支部と貸し切りバスを手配して参加すなど積極的な活動について発言しました。
第58回中国人殉難者全道慰霊祭のご案内
第58回中国人殉難者全道慰霊祭のご案内
2023年6月25日(日)午後1時30分~ 仁木町町民センター
慰霊祭募金のお願い
第58回中国人殉難者全道慰霊祭は、日中友好協会の会員、準会員、太極拳サークルや中国語教室の皆さん、そして平和・民主団体など幅広い分野の皆様の募金で賄われています。
皆様の積極的なご支援・ご協力をお願いいたします。
なお、当日参列されます皆様は、午後1時30分開式でありますので、5人の住職様の入場前の1時20分には着席されますようお願いします。
小型バスですが、貸し切りバスを用意します。2面を御覧ください。
2023年6月2日金曜日
「日中不再戦友好碑を 再建して」
「日中不再戦友好碑を再建して」
劉連仁さんの思い出(24)
日本中国友好協会北海道連 会長 鴫谷 節夫
今回は標記の文章が残っていたので、再建の取り組みは後回しにして、それを紹介させて貰います。
日中不再戦友好碑を再建して
小樽支部事務局長 鴫谷節夫
人間は、何故、碑を建てるのでしょうか。
二十一年の風雪にすっかり傷んでしまった「日中友好不再戦碑」を再建する大仕事に取り組みながら、このことを考え続けていました。
戦争が終わってもう四十二年も過ぎた、昔のことにそんなにこだわる必要はないのでは、そんな声が聞こえてきます。ましてや、数百万の大金を投じて再建するとなると、その意義を根本的に考えてみなければなりません。
銭函から石狩へ抜ける途中、手稲に入ってすぐに「史跡、バッタ塚」という案内が出ています。何だろうと思って、一度訪ねたことがあります。かなりの距離を入ったところに記念碑がありました。明治のはじめ、開拓が始まったばかりの頃に、北海道はバッタの大群に悩まされ、放置しては開拓の未来はおぼつかないというので、巨額の金と人力を投じてバッタの卵を取り集め、この地に深い溝を掘って埋めたというのです。記念碑がなかったら、こんなバッタの歴史はだれにもわからないでしょう。
「過去に目を閉ざすものは、現在にも盲目になる」(西ドイツ大統領・ヴァイツゼッカー)のは、何事においてもいえる事です。特に、私たちが犯した過ちに時効はないと覚悟しなければなりません。
しかも、中国人強制連行と虐殺の事実は、それを計画し実行させた勢力とその後輩たちによって、意図的に消され、上っ面だけが華やかな日中交流が盛んです。
一九八七年六月二十八日天候にも恵まれて、盛大に除幕式が行われました。
募金も立派に集まりました。
中国人殉難者全道慰霊祭は二十二回目になりました。
日本中国友好協会北海道連合会に結集する私たちは、ひとりでも多くの人にこの碑のことを広めて行こうではありませんか。
この文章は一枚の紙にワープロで打ったもので何かの原稿にしたものかどうかわかりません。しかし私の記憶では、日中道連の一部に消極論があったことは確かで、それを意識したものであると思われます。
日本が 「戦争で滅ぶ国」となる
日本が「戦争で滅ぶ国」となる
~安保3文書とメディア報道~
4月29日 かでる2・7(4階大会議室)に於いて、日本ジャーナリスト会議北海道支部主催、新聞労連北海道新聞労働組合の後援による、講演会が開催されました。
講師は、防衛ジャーナリスト・東京新聞論説兼編集委員の半田滋(しげる)さんでした。講演の大筋を紹介します。
安全保障政策の大転換
①国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画の3文書改定で「敵基地攻撃能力の保有」が決定。「反撃能力」と言い換えながらも「先制攻撃」が可能に。自衛隊と米軍との一体化を強調。
②「防衛力を5年以内に抜本的に強化」を明記=NATО並みの対GDP比2%5年間の防衛費は43兆円の増。財源は増税で賄う。
憲法施行76周年 STОP改憲! 5・3憲法集会
憲法施行76周年
STОP改憲!
5・3憲法集会
戦争させない北海道委員会は、「憲法施行76周年STОP改憲!5・3憲法集会」を札幌市大通西3丁目に約500人が集まりました。
最初に、北海道平和運動フォーラムの山崎代表が訴え、続いて、北海道憲法共同センターの小内浩共同代表(道民医連事務局長)平和問題と共に医療改悪にも触れて、憲法9条と25条もしっかり守ろうと呼びかけました。
立憲民主党の勝部賢志参議院議員は国会情勢に触れて岸田政権を厳しく批判しました。
日本共産党の紙智子参議院議員は、敵基地攻撃能力など岸田政権を厳しく批判し「今政治が一番やらなくてはならないのは、戦争の準備ではなく平和の準備だ」と強調。「憲法9条を踏みにじる戦争する国づくりにハッキリNO!と言おう」と呼びかけました。
社会民主党の浅野隆雄幹事長も連帯の挨拶を行いました。
呼びかけ人の池田賢太弁護士は、「政治が右翼的になっている。憲法は武力による威嚇を許していない」と訴えました。
最後に、北海学園大学の岩本教授が訴えて集会は終了しました
集会終了後、4丁目通りを札幌駅前までパレードが行われました。
小内浩共同代表勝部賢志参議
紙智子参議