2020年10月5日月曜日

第28回 10・9中国人殉難者慰霊の集い

  第28回  10・9中国人殉難者慰霊の集い

 10月9日、室蘭市の中国人殉難烈士慰霊碑前で、第28回10・9中国人殉難烈士慰霊の集いが開催されました。

 小樽、札幌、岩見沢と地元室蘭から48人が参列し献花を行いました。室蘭工業大学の中国人留学生が14人参列しました。

 集いは、全員で中国人犠牲者の御霊に黙祷を捧げ、松原剛実行委員会代表の挨拶の後、全員で順次献花をしました。

 中華人民共和国駐札幌総領事館の追悼の言葉を代読。 中国人殉難者全道慰霊祭の鴫谷節夫事務局長(道連会長)が27日の慰霊祭に室蘭から多数参加されたことに感謝しながら挨拶。撫順の奇蹟を受け継ぐ会の挨拶の後室蘭市長などのメッセージを紹介し、室蘭合唱団「あすなろ」の追悼合唱で集いは終了しました。 

 心配された降雨は無く、例年の交流会は、新型コロナ感染防止で中止しました。

第55回中国人殉難者全道慰霊祭 仁木町民センターで厳粛に開催

  第55回中国人殉難者全道慰霊祭

 仁木町民センターで厳粛に開催

 9月27日(日)、第55回中国人殉難者全道慰霊祭を仁木町町民センターで厳粛に開催し、88人が参列しました。

 中国人留学生は、北海道大学から6人、室蘭工業大学から9人が参列しました。

 慰霊祭は、浄土真宗大谷派北海道教区北三組の教照寺、正念寺、浄秀寺、宝海寺、宝泉寺の5か寺の5人の住職によって執り行われました。読経に続いて、北三組 組長 教照寺住職 釈大観 様が「表白」(別掲)を述べました。

 続いて読経の中、参列者が順次焼香を行いました。

 仁木町の佐藤聖一郎町長が慰霊のことばを述べ、中華人民共和国駐札幌総領事館の孫振勇総領事の追悼のことばを事務局の鴫谷節夫道連会長が代読しました。

 世話人代表の小樽商科大学の穴沢眞学長が参列者に御礼と感謝のことばを述べられました。

 在日華僑を代表して、北海道在日科学技術者連盟の呉敦顧問が挨拶をされました。

 特別報告として、田中貴文弁護士が、三菱マテリアル基金の記念碑建立について報告し、美唄市の我路ファミリー公園に記念碑を建立し、来年の10月10日に除幕式を行う予定であります、皆さんも参列をお願いします、と述べられました。

 慰霊祭終了後、北大や室蘭工大の中国人留学生、在日華僑・華人の皆さんなどが、次々と仁木町墓地の中国烈士園の「日中不再戦友好碑」を訪れ、参拝をし記念写真などを撮っていました。友好碑には花やお酒などが手向けられていました。


   表  白

 敬って大恩教主釈迦如来 極楽能化弥陀善逝 十方三世一切の三宝に白して言さく

 本日ここに有縁参集の人々と共に 恭しく尊前を荘厳し 懇ろに聖教を拝読して 第五十五回中国人殉難者全道慰霊祭に於いて全殉難者津島法要を勤修し奉る

 それ殉難者追悼法要は 故人の慰霊鎮魂にとどまらず 永く強制連行犠牲者の歴史を心に刻み 再び民族の横暴 国家の侵犯を許さぬ決意を新たにする法要なり 

 顧みれば 総そ国家の侵犯は あい憎める国の闘争にあらず あい怨める人の支配にあらず 人間の貪瞋愚痴 真実昏きにより起こるものなり しかれども ひとたび起こらば 人は鬼となり 狂気はあらゆる生存を奪い尽くさんとす 自害害彼 彼此倶害の教え いたく身に沁み 如来の遺教慕う思い 甚だ切なり

 慰霊祭起こりて五十有余年 今にその傷痕に苦しむ人少なからずと雖も かえって中国人強制労働の悲惨を知らざる者 その数を加う 今や長く その殉難の歴史を記憶に留め 謹んで迷界の愚昧を恥じて とこしなえ兵戈用いらざることを誓いつつ 仏恩法尽のつとめに勤しまんことを

 時に令和二年九月二十七日  真宗大谷派北海道教区北三  組 組長 教照寺住職 釈大観

 敬って申す


2020年9月4日金曜日

 コロナ禍の中、イトムカで第7回追悼式 「慰霊碑を建てる会」代表 木村玲子

        コロナ禍の中、イトムカで第7回追悼式

         「慰霊碑を建てる会」代表 木村玲子

 2014年から毎夏続けてきた、旧イトムカ水銀鉱山で犠牲になった方々の追悼式。

 今年は新型コロナの影響で、春は、道内の往来も自粛と言われ、実施は困難かと思われた。が、6月下旬、往来も解除となり、もとより戸外の林の中での行事なので(1部室内の懇談もあるが)、ぎりぎりになって実施することを会員の皆さんに通知し、7月30日第7回の追悼式を実施した。

 他のイベントが中止なのでと、例年より多い17名が道内の各地=北広島、札幌、留萌、旭川、矢臼別、北見、留辺蘂から11台の車で、北見市留辺蘂町冨士見の野村興産イトムカ鉱業所前に建つ「イトムカ鉱山発祥の地」碑前に集合した。

 当時の水銀ため池跡地の傍らに立つ「水神」碑は本来慰霊碑ではないが、そこまでは更に4キロ程下った国道脇の林の中に分け入ってゆく。長靴に履き替え、虫よけスプレーをかけ、クマよけの爆竹を鳴らして少し歩き磐の上に建つ「水神}碑前にたどり着く。

 足場の悪いところだが碑の前に花とお供え物を手向け、線香を焚き、留辺蘂大雄寺住職の読経で、この地で尊い命を落とされた犠牲者の冥福を祈った。その中には、未だ遺骨が遺族の下に還れず、西本願寺札幌別院に眠っているものもある。

 その後場所を「つるつる温泉」に移して懇談会とし「慰霊碑を建てる会」の現状と課題を話し合った。       

 戦後75年、未解決の歴史を風化させてはならないの思いを込め、慰霊碑建立は意義あるものと思っている。

日中友好協会創立70周年によせて   寺本千名夫  (北海道高等教育研究所理事・ 元専修大学北海道短期大学学長 )

 日中友好協会創立70周年によせて

                 寺本千名夫

            (北海道高等教育研究所理事・ 元専修大学北海道短期大学学長 )


  日中友好協会創立70周年おめでとうございます。しかし、気持ちは少し重いです。先日、先輩に「最近、会員であることが辛い」と言われたことが原因です。先輩曰く「核戦略、南シナ海、尖閣諸島での行動、香港への対応等、最近の中国政府が進めている諸政策に、違和感がある」と。こんな時、友好運動はどうあるべきか悩みます。性急な反発・批判は事態を悪化させるだけ。相手の政策背景を充分分析した上で、こちらの見解も伝えるというかなり高度な対応が必要です。日本の問題を取り扱う場合でも同様だと思います。

 その意味で『日中友好新聞』(7月25日付)掲載の武内秀尚「尖閣を考える」は明解でした。一方には中国海警局公船の領海侵犯を利用し、南西諸島の軍事要塞化を企図する勢力(政府・自・公石垣市政の地名変更【尖閣使用】、市有地の自衛隊駐屯地への売却)。他方には、自衛隊ミサイル基地配備を問う「住民投票」の実施を求める著名(有権者の4割余)を持ち、「平和的交渉」で解決を目標とする市民団体・民主勢力・野党の存在。

 中国でも似た構造があります。私は中国で一緒に研究を励んだ皆さん、留学生の件で交流した教員の皆さんから、先輩が嘆くような政策に関する議論を聞いたことがありません。政府の政策と一般市民の意識にはかなりずれも存在します。その点の解明が重要です。 故に日中友好協会は、政府機関が関わる友好交流だけでなく、平和五原則に基づき奮闘中の市民の友好交流活動に今後も積極的に取り組む必要があります。協会はもっと厳しい状況を乗り越えてきた歴史を持ちます。先輩にも粘り強く活動を訴えようと思います。

 室蘭市での 第28回10・9中国人殉難烈士慰霊の集い   

         室蘭市での

         第28回10・9中国人殉難烈士慰霊の集い


   時 10月4日(日)13:00~

   所 室蘭市イタンキ浜

  中国人殉難烈士慰霊碑前

 


  


 美唄市への記念碑建立 第7回実行委員会を 開く

        美唄市への記念碑建立第7回実行委員会を開く

8月27日、美唄市への記念碑建立実行委員会が開かれ、協会から鴫谷節夫会長、小川勝美理事長が参加しました。

 田中貴文弁護士から、8月3日美唄市に設置場所や銘板設置などのついて要請したあと、8月11日、美唄市と彫刻家安田侃氏が協議し設置場所も要請した場所で確認されました。

 17日に安田氏と契約締結を予定し面談した。

 安田侃氏からイタリアの「安田工房」で働くイタリアの職人から香港問題やコロナ問題などで「中国関連に首を突っ込むとネットで叩かれる。安田侃に傷が付き今後の制作活動に支障が出る」などと強く反対された。記念碑制作からは降りると述べられた。田中弁護士が、加害者である三菱が拠出した基金で、民間の友好事業であると説得したが、結論は変わらず。

 田中弁護士からの報告を受け、実行委員会で協議し、1、彫刻による記念碑は取りやめる。2、美唄市の石材業者による記念碑建立とすることが確認されました。 そのため、田中弁護士が、改めて美唄市を訪問し、経過報告とともに記念碑建立について美唄市に協力を要請・協議することとしました。


第55回中国人殉難者全道慰霊祭

      第55回中国人殉難者全道慰霊祭

 9月27日(日)午後1時30分から仁木町町民センターで開催

規模を縮小し、貸し切りバスは出しません。 各自参加

 慰霊祭は募金で賄われています。募金をよろしくお願いします。


6月に予定していた第55回中国人殉難者全道慰霊祭を9月27日に規模を縮小して開催します。したがって貸し切りバスは出しません。各自自家用車やJRなどで参加をお願いします。参加する方は事前に事務所に連絡をお願いします。

 中国人殉難者全道慰霊祭は今年で55回目です。一度も欠かすことなく開催してきました。今年は節目の年の開催に当たります。

 参加者の規模を縮小しても慰霊祭そのものは、5か寺の5人の住職の読経などは例年と同じです。

 この慰霊祭は、除幕式と第1回の開催以来日中友好協会の会員・準会員、太極拳サークルの皆さんや中国語教室の皆さん、そして民主団体からの募金で賄われてきています。

 新型コロナウイルス感染症予防のため規模を縮小しますが、例年と同じように募金にご協力をお願いします。

 午後1時30分開催ですが、5人の住職の入場前の1時20分には着席をお願いします。

 各自参加ですが、自家用車に分乗できる場合もあります。

 事前に事務所に連絡をお願いします。

 電話(FAⅩ兼用)011の814の8658までお願いします。