2017年5月16日火曜日

青少年中華伝統芸能の札幌公演

5月13日、札幌市の共済ホールで、中国の小中学生や高校生の伝統芸能の道内初めての公演が行われました。
 これは、中国国務院が主催し、札幌総領事館が後援しました。また、北海道華僑華人連合会が協力し、会員の皆さんが、道内の華僑や日本人に案内し開催したものです。
 日中友好協会札幌支部から小川勝美理事長と三木ふみよ事務局長が招待で参加。また、中国語教室の楊志剛先生から入場整理券を頂いた中国語教室の生徒さん14人も参加しました。
 公演では、12の演目が表演されました。
 ニ胡と横笛の演奏はそれぞれ、小学生の全国チャンピオンです。
 10歳の少数民族チワンの少年の独唱などと雑技では、口で台を咥え、手足4本で丸い座布団を回す曲芸が披露されました。
 京劇やアクロバティックな武術なども披露されました。
 在日華僑の皆さんや日本人など530人が参加する満席で、演目が終わるたびに大きな拍手が送られました。
 最後に、出演者21人と来賓で招待された小川理事長などが壇上に上がり、一人ひとりと握手し、記念撮影も行いました。
          開会挨拶をする札幌総領事館の張玉萍副総領事
              雑技
               北京音楽舞踊学校の生徒さん
             二胡と横笛の演奏 下は京劇

2017年5月9日火曜日

日中友好協会北海道支部連合会第51回総会を開く

 4月23日、札幌の、かでる2・7で、日中友好協会本部の田中義教理事長を迎えて、日本中国友好協会北海道支部連合会第51回総会兼北海道ブロック会議を開催しました。全道の各支部から21人が参加しました。
 総会は、議長に小樽支部の鴫谷洋美さんと帯広支部の豊島晃司さんを選出したのち、鴫谷節夫道連会長の挨拶を受け、引き続いて、本部の田中理事長の挨拶とブロック会議への報告が行われました。
 田中理事長は全国大会を前にして、アメリカのトランプ政権や北朝鮮の危険な動きや中国情勢にも触れ、大会に向けて、会員や準会員などを増やして、第66回大会を迎えようと、豊富な資料も使って報告しました。
 道連の伊藤貞市理事長から2016年度の活動の総括を提案、小川勝美事務局長から2016年度の会計決算を報告、影浦貞宏会計監査から監査報告が行われました。
 午後から、2017年度の活動方針案を伊藤理事長から、2017年度の予算案を小川事務局長が提案し、質疑討論、各支部の活動報告が行われました。
 質疑のなかで、決算では行動費ゼロ、予算案では項目もないと指摘され、論議を深め、田中理事長の本部での事例などを参考に、予備費などの一部をを削減し、各華僑団体などとの交流のための交流費2万円の追加修正を議長が提案し全員で了承されました。
 各支部からも熱心な報告が行われ、苫小牧支部の怪異拡大の経験・教訓などが報告されました。
 鴫谷会長から新年度の役員の提案がなされ、全員一致で承認されました。

2017年度の道連役員 
 会長   鴫谷 節夫
 副会長  供野 周夫
 副会長  伊藤 貞市
 理事長  小川 勝美
 事務局長 影浦 貞宏
  理事  三木ふみよ
  々   今 ゆり子
  々   水間 淳一
  々   藤島 寛
   々   松原  剛
  々   山本 清作
々   坂本 武三
  々   豊島 晃司
  々   原  聰
 会計監査 秋山 恵
  々   重本 雅江
 顧問   斎藤 康治


               総会終了後全員で写真に
               挨拶する鴫谷節夫道連会長
挨拶する田中理事長

2017年4月9日日曜日

第62回青少年読書感想文全国コンクール「生きる 劉連仁の物語」を読んで 劉さんの思いを受け止め 全国の中学生の感想文27篇が入賞!


 去る2月3日、東京経団連会館において第62回青少年読書感想文全国コンクール(主催 全国学校図書館協議会・毎日新聞社、後援 内閣府・文部科学省)の表彰式が開催されました。
 今回のコンクールには全国の小・中・高等学校や海外の日本人学校で学ぶ子供たちから437万6313篇の応募があり、その中から5部門(小低・中・高、中学、高校)合計496篇が入賞しました。
 課題図書の一冊となった劉連仁の半生を描いたノンフィクション『生きる 劉連仁の物語』(森越智子著 童心社)の感想文は、中学生の課題図書入賞作品51篇中27篇にも及び、うち5篇が毎日新聞社賞、学校図書館協議会会長賞、サントリー激励賞を受賞しました。
 学校図書館協議会会長賞に輝いた名古屋の中学生は、「自分の生まれ育ったこの国が、かって強制連行や強制労働という非人間的行為を行っていたということを、僕は信じたくなかった。けれどこの本を読み終え心を落ち着かせて考えたとき、僕は日本人として、祖先が過ちを犯してしまったことを受け入れなければならないと思った。物語との出会いが僕の歴史に対する認識を変えた。」と綴り、また、過去に受けたいじめの傷から立ち直れず生きることを模索していたという埼玉県の中学生は、「壮絶な人生を生き抜いた劉さんの13年間の軌跡に触れて命の尊さに気づいた僕は、〝生きる〟ことに対して、確実に真剣になった。どんなに辛くても生きるのをあきらめなかった強さを、僕は忘れることなく、どんな時も逃げない選択をしていきたい」と、劉さんから生きる勇気をもらったことを書いています。
 作者の森越さんは、「どの感想文も豊かなまっすぐな感性で、日本の加害の歴史を受け止め、劉さんの生き抜いた力への尊敬と、人権の尊重と平和への思い、これからの自分の生き方への決意に溢れています。読んで、胸が熱くなりました。授賞式で直接会って握手を交わした中学生たちの笑顔に、希望を感じました」と話し、このコンクールを通じて、少なくとも10万人以上の中学生が、時代を超え劉さんと出会い、素晴らしい感想文を寄せてくれたことを報告してくれました。劉さんの思いは確かに次世代に届けられています。
 尚、『生きる 劉連仁の物語』は「北海道青少年のための200冊」のも選定されました。

 作者の森越智子さんは、「生きる 劉連仁の物語」の作品で、作家、浅田次郎さんによって日本ペンクラブに推薦され、2016年6月から日本ペンクラブ会員になりました。

2017年3月21日火曜日

中国百科検定 札幌会場は19人が受験

第3回中国百科検定は、3月20日(月・祝日)午後3時から、かでる2・7で 開催されました。
 1級は3人、2級は10人、3級は6人が受験しました。
 残念ながら病気のため3人が欠席となりました。
 遠くは、函館市、遠軽町などからの受験者もいました。
 検定終了後、同じ会場を使って、約1時間、受験者座談会を行いました。
 この座談会には7人が参加、試験管理者の2人と9人で座談会を行いました。
 17歳の参加者は、「満点をめざして頑張りました。中国招待旅行が当たるといいのだが」などと発言されました。また、「1級は難しかった」などの声もありました。
「出来たら年2回ぐらい開催したらどうだろう」などの要望も出ました。

2017年3月7日火曜日

春節を祝う集い

  学友会  
 1月27日、中国領事館で北海道地区中国留学人員友好聯誼会(学友会)の春節を祝う集いが開かれ、日中友好協会札幌支部の小川勝美理事長が参加しました。
 華僑華人連合会
 1月27日、北海道華僑華人連合会の春節を祝う集いがホテルで開かれ、日中友好協会札幌支部から小川勝美理事長と三木ふみよ事務局長が参加しました。
 中国領事館の孫振勇総領事が来賓挨拶をしました。そのあと友好団体を代表して小川勝美理事長が挨拶をしました。
    中国会
 2月12日、北海道中国会の新春晩餐会が、中華料理店で開かれ、日中友好協会札幌支部から小川勝美理事長と影浦貞宏事務局次長が参加しました。また、勤医協西区病院の宍戸健さんが、ギターを弾きながら歌を歌って会を盛り上げていました。
中国領事館の孫振勇総領事の挨拶
北海道華僑華人連合会のバートル会長の挨拶




三・八国際労働婦女節

北海道中国帰国者連合会と北海道華僑華人婦女会が主催する「記念三・八国際労働婦女節~中日友好交流会」が、3月4日、中華料理店で開催されました。
 婦女会の周玉蘭会長の挨拶に続いて、孫振勇中国領事館総領事の挨拶などが行われました。
 帰国者の女性が中国の踊りを披露し、ニ胡の演奏なども行われました。
 日中友好協会札幌支部から小川勝美理事長と影浦貞宏事務局次長が参加し、華僑の皆さんなどと交流を深めました。

第3回中国百科検定  札幌会場は22人が受験

 3月20日に行われる中国百科検定の受験申込者は、全国で545人が申し込みをしました。
 札幌会場は、かでる2・7で行われ、受験申込者は22人が受けることになりました。第2回より2人多くなりました。
 受験者の皆さんは、猛勉強を続けています。好成績が期待されます。

                                 2015年9月27日の第2回百科検定