2019年2月15日金曜日

第42回 紀元節復活反対 2・11道民集会が開催される

第42回 紀元節復活反対2・11道民集会が開催される

2月11日、ホテルライフフォート札幌で、第42回紀元節復活反対2・11道民集会が開催され、350人が参加しました。
 靖国神社国営化阻止道民連絡会(靖国共闘会議)が主催し、代表の浦瀬佑司さん(札幌パブテスト教会会員・日本パブテスト連盟靖国神社問題委員会委員)が主催者挨拶で、「10日、自民党大会で安倍首相は憲法九条に自衛隊を明記するとまたも発言した。憲法改悪阻止のために力を合わせよう」と呼びかけました。

 学習院大学大学院法務研究科教授の青井未帆さんが「憲法『改正』を考える」と題して2時間近い講演を行いました。
 青井教授は、1、どういう状況か ・法を乗り越える政治?❘❘「無理が通れば道理が引っ込む」という状況だ。・安倍首相は「みなさまと日本国憲法を変える時が来た」と発言している。憲法尊重擁護義務を完全に否定している。・誰が守らせるか、国民が一丸となって守らせなければならない。・「統計国会」:忖度と改竄、嘘とゴマカシの常態化が続いている。
2、憲法に自衛隊を書き込むこと
・明治以来の大きな問題であること:「統帥」と「国務」
・自衛隊が特別な存在になり、いまは1行政機関であるが大きく変わることになる。
・日本国憲法九条の効果 ━ 大日本国憲法下で存在した軍に関わる規定がごっそりと無くなったこと。これは、戦前、軍部の暴走を止められなかったことから、どうやって国家権力を抑え込むかと考えられたもの。アメリカのアイゼンハワーですら「軍事産業が政治をゆがめている」と発言している。
・「自衛隊」の明記は憲法上の特殊な機関の位置付け、どの点が他の行政機関にない特殊な部分か?特別扱いして首相が閣議決定抜きで自衛隊を指揮できるようになる。国の在り方そのものを変えることになる。国民は知らなくてよいとの考えである。軍法会議は当然出てくることになる。完結性の高い自律的武装集団に変わる。これに見合う権限や制度が作られる。これらは、九条2項の有名無実化で、集団的自衛権行使容認の追認になる。
3、緊急事態条項
 ・私権制限について入っていること:「速やかに」
  災害対策などを理由・口実にして私権制限が入り、罰則が強化される。
 沖縄の公有水面埋め立てなどに悪用される。
 また、今年は天皇の代替わりでもあり、利用される可能性もある。
 いずれにしても、今年は、憲法改悪阻止にとって最も大事な年になる。頑張りましょう。と呼びかけて講演を終えました。
 
 浦部浩行さんが、自治体首長と議会議長あての「日本国憲法の尊重・擁護に関する要請書(案)を読みあげ皆で確認しました。
 高教組の菱木淳一さんが「集会宣言」(案)を読みあげ、皆の拍手で確認しました。 
 最後に、近藤嘉宏さんが「紀元節復活反対」と記載された青色のメッセージボードを持って、音頭を取り、全参加者で「紀元節復活反対」を2度唱和して集会は終了しまた。 
            主催者を代表して挨拶する浦瀬佑司さん
            講演する青井未帆学習院大学大学院教授    
     参加者全員で「紀元節復活反対」のメッセージボードを掲げて唱和する
            最前列でボードを掲げる小川勝美理事長

2019年2月8日金曜日

中国百科検定  直前学習会

中国百科検定
 直前学習会
 時      2月17日(日)
       15:00~17:00
            無料
 場所 日中友好協会事務所
 地下鉄菊水駅4番出口左へ1分

 北海道華僑華人連合会の 春節聯歓会が開催される

2月1日(金)ホテルサンルートニュー札幌において、北海道華僑華人連合会の「春節聯歓会」が開催され、日中友好協会から三木ふみよ副理事長と影浦貞宏事務局長が出席しました。 春節は旧暦の1月1日~3日(1月24日~26日)、かっては深夜0時になるといっせいに爆竹を鳴らし、前日の〝除夕″には家族総出で餃子作りに精を出します。正式には1週間程度休みを取って帰郷します。
 華僑華人連合会は、毎年帰郷できない人達を中心に聯歓会(新年会)を開いています。今年も孫振勇総領事夫妻が出席され、大変盛会でした。
 北海道中国会の新春晩餐会は、2月17日に開かれます。 

日中友好協会札幌支部太極拳サークル 新 春 初 げ い こ

札幌支部太極拳サークルは、1月11日、かでる2・7で新春初げいこを行いました。昼教室、夜教室は各々の教室でミニ表演会の形で行いました。プラチナ教室は通常けいこを行いました。昼教室は五禽戯からスタートして、二十四式、八十八式一段、三十二式剣、八十八式三段、四十八式、カンフー扇、陳式簡化を、今学んでいる人を中心に、前に学んだ人も加わり演じました。
 この後、大きなみかんと六花亭の銘菓「大平原」のおやつを食べながら休憩。 初めて、指導員一人一人の模範演技が行われました。二十四式は工藤指導員、八十八式は藤野指導員、陳式簡化は三木指導員、四十二式は沖田指導員が表演しました。最後に、全員で定位太極拳でしめくくり、大いに盛り上がりました。
 夜教室でも、二十四式、四十八式、八十八式、四十八式、四十二式、陳式簡化、剣、カンフー扇と皆で表演し、野村指導員は四十八式を、金川指導員は陳式簡化を、沖田指導員は四十二式をそれぞれ模範演舞をしました。
 昨年の40周年記念表演会の興奮がよみがえりました。新年を迎え、新たな気持ちで頑張っていきましょう。
                                  三十二式剣
  
                  八十八式
陳式簡化

2019年2月5日火曜日

日中友好協会新年交流会を盛大に開催

日中友好協会新年交流会を盛大に開催

 日本中国友好協会北海道支部連合会と札幌支部が共催して、2019年新年交流会を、1月27日(日)正午より、ネストホテル札幌駅前において、46人の参加で盛大に開催されました。昨年に続いて最初に全員の集合写真を撮り、閉会前にお土産として全員に贈呈されました。
 司会は札幌支部の小川勝美理事長が務め、主催者を代表して鴫谷節夫道連会長が、昨年の中国人殉難者全道慰霊祭への参加に感謝しながら今年の慰霊祭への参加を呼びかけ、中国平和の旅の計画にも触れ、新年の挨拶を述べました。また、昨年発刊された日中友好ブックレット3「日本は中国でなにをしたか」を手にかざして購読をお願いしました。
 来賓挨拶は、中国総領事館の孔多孜・玉素甫(コンドズ・ユスフ)副総領事が慰霊祭等に触れながら中日友好について祝辞を述べられました。
 日本共産党札幌市議団の村上仁団長は、日中友好新聞1月15日号に母校である法政大学の田中優子総長が着物姿で一面に登場している記事に触れながら、4月の地方選挙と7月の参議院選挙での躍進で安倍政治を終わらせましょうと訴えました。
 所用で遅れて参加した北区選出の日本共産党佐野弘美北海道議会議員は、4月の選挙で再び道議会で働くことが出来ますように全力で頑張りぬきますと決意を込めて新年の挨拶をされました。
 北海道合同法律事務所の佐藤哲之弁護士は、司会者が自由法曹団北海道支部長でもあられることを紹介したのを受け、自由法曹団の戦前の歴史にも触れ、アジアの平和と日中友好のためにと乾杯の音頭をとり祝宴に入りました。
 札幌支部の三木ふみよ副理事長は太極拳を表演しました。今年は剣の演舞でした。
 テーブルスピーチに入り、晋南貿易の曲健三社長は、父が中国人母は日本人で生まれた時から日中友好で生きてきましたなどと話されました。
 北海道華僑華人連合会湖軍毅顧問、北海道中国会の陶恵栄運営委員長、北海道華僑華人婦女会周玉蘭会長、
北海道地区中国留学人員友好聯誼会(学友会)から陳剣前会長など3人が参加しそれぞれスピーチしました。
 また、各支部の皆さんや旅システムの青木久美子さんなどが発言しました。 
 黒沢薫さんのアコーデオン演奏で、参加者全員で東京❘北京を合唱し、伊藤貞市道連副会長の音頭で絞めの乾杯をして終了しました。
  後日、旅システムの青木さんからは、各テーブルのほぼ全員のスピーチがなごやかでとても良かった。また、影浦貞宏事務局長のお孫さん四季ちゃん(10歳)は、料理がいっぱいで食べきれなかったと感想を話してくれました。
  後日、旅システムの青木さんからは、各テーブルのほぼ全員のスピーチがなごやかでとても良かった。また、影浦貞宏事務局長のお孫さん四季ちゃん(10歳)は、料理がいっぱいで食べきれなかったと感想を話してくれました。

                                 挨拶をする鴫谷節夫道連会長
        来賓挨拶をされる中国総領事館の孔多孜・玉素甫副総領事
          挨拶される日本共産党の村上仁札幌市議団団長
           挨拶される日本共産党佐野弘美北海道議会議員
           剣を使って太極拳を表演する三木ふみよさん
        東京━北京の大合唱のアコーディオン演奏する黒沢薫さん
           下は開会前に参加者全員で集合写真を撮る