2015年11月10日火曜日

 愛知・大附飛行場中国人強制連行問題で 岩田地崎建設本社への申し入れと交渉

愛知強制連行・大附飛行場被害者を支援する会(代表石川勇吉氏)は、10月29日、岩田地崎建設本社を訪れ、強制連行に対する謝罪と補償などを求めて申し入れと交渉しました。
 この交渉には、田中貴文弁護士と支援する会の石川代表など愛知からの交渉団9人と27日武漢の生存者から直接「訴え」を聞いた札幌の木村玲子さんなど15人が参加。日中友好協会札幌支部の小川勝美理事長と影浦貞宏事務局次長が参加しました。
 岩田地崎建設は、執行役員・総務部長加藤宏史氏始め4人が対応しました。
 申し入れに対して加藤総務部長は「当社に事実はあった」「被害者に哀悼の意を表します」「国策から出発したが我々に何ができるか、間口を広げて後ろ向きでなく対応」しかし「現時点では裁判の結果、スタンスは変わらない」と答えました。後日、文書で正式回答をもらうことになりました。
 この交渉の内容などを、大通西4丁目で愛知県の富田理事長と札幌支部の小川勝美理事長がハンドマイクで街頭から報告し、参加者が支援する会のビラを通行人に配布しました。
 岩田・地崎建設との交渉

            大通西4丁目で報告する富田好弘愛知県連理事長