2016年10月7日金曜日

 月寒高校放送局が劉連仁をテーマに

10月12~14日の3日間、江別市民会館で開催される「第55回高文連放送コンテスト石狩大会」に月寒高校放送局は、ラジオドキュメント部門に劉連仁の過酷な運命を取り上げることにしました。
 劉連仁は、1944年秋、中国山東省草泊で突然日本軍に拉致され、雨竜郡沼田町の明治工業昭和鉱業所に連行された中国人です。極悪な環境と過酷な強制労働に耐えかねて終戦の直前に脱走。終戦を知らず13年もの間、北海道の山野を逃げ回った人です。
 9月25日、局長の谷奥季穂さん、局員の薄木楓香さん、小泊有生さんの3名が日中友好協会札幌支部事務局次長の影浦貞宏さん夫妻の案内で、「劉連仁碑を伝える会」の三上勝男会長、大嶽秋夫事務局長、今野一三六代表代行と若葉会館でお会いし、「劉連仁生還碑」を訪問。三上会長などから生還碑建立の経緯などを聞きました。谷奥さんはインタビューを終えて「大変ショックを受けました。5分間の短い発表ですが一生懸命まとめたい」と話していました。