2015年12月4日金曜日

『生きる 劉連仁の物語』  森越智子さんから札幌支部にFAⅩが届きました。紹介します。

前略。劉連仁さんの墓参の旅では大変お世話になりました。
 また、拙書『生きる 劉連仁の物語』について特段の配慮いただき感謝いたします。
 さて、拙書『生きる』について、その後についてご報告いたします。
 戦後70年の節目の年であることもあって、お蔭様で様々なところからの反響があり、関係各誌の書評等で取り上げられた他、以下の通り推薦・選書・コンクール課題図書に選ばれました。
◎課題図書・推薦
2016年佐賀県新春読書感想文コンクール課題図書(中学生)
北海道学校図書館協会 平成27年度冬休み推薦図書(小学生高学年)
北海道学校図書館協会推薦図書
全国学校図書館協議会選定図書
日本子どもの本研究会選定図書
学校図書館整備協会選定図書
図書館振興財団選書 推薦文 https://wwww.toshokan.or.jp/sensh                                    o/detail.php?recid=17282
◎書評
日本児童文学 2015年11・12月号 宮川健郎 2015年11月10日
こどもとしょかん147号(東京子ども図書館刊)2015年10月20日
図書館振興財団 選定推薦 2015年10月16日
こどもの本(日本児童図書出版協会)2015年9月1日
しんぶん赤旗(日曜版)2015年8月30日
北海道新聞 2015年6月26日、8月15日、9月27日
学校図書館 速報版(全国図書館協議会:発行)2015年8月15日
日本農業新聞 2015年8月15日
新婦人しんぶん 2015年8月6日
日中友好新聞 2015年8月5日

 更に、今般、日本子どもの本研究会児童文学研究会課題テキストにも選ばれました。これも皆様のご支援のおかげと心から感謝申し上げます。また、沢山の方から、この本によって太平洋戦争中の中国人強制連行の事実を初めて知ったというお便りを頂き、次世代に伝える努力に対してお褒めの言葉を頂戴しました。
 アジア諸国との新しい関係を作るのには、まず歴史的事実を知ることだという認識に多くの人が立っています。本書がその一助にわずかでもなれたことがなによりうれしいです。
まだ、出版して4か月ですが、これからも一冊ずつ手渡していけたらと思っております。是非会員の皆様にもお薦めいただけますよう改めてお願い申し上げます。
 日中の友好と平和な世界をつくるために。
 取り急ぎご報告とお願いまで。 2015年11月18日 森越 智子