2018年7月3日火曜日

 第53中国人殉難者全道慰霊祭  仁木町・日中不再戦友好碑前で盛大に開催

 6月24日(日)、仁木町中国烈士園の日中不再戦友好碑前で152人が参列し、盛大に開催されました。その中に、北海道大学や教育大学、室蘭工業大学などの学生や大学院生など中国からの留学生が約30人が参列しました。
 真宗大谷派5か寺の住職の読経し、昨年に続き、正覚寺の釈秀円住職が「表白」(別掲)を述べました。
 続いて、参列者が次々と焼香をしました。
 仁木町の佐藤聖一郎町長が慰霊のことばを、中国駐札幌総領事館の孫振勇総領事の追悼の言葉を張玉萍副総領事が奉げました。この中で、5月に李克強総理が北海道を訪問したことに触れながら、中日平和友好条約締結40周年です。皆様と共に努力し中日友好を一層促進し、両国の子々孫々にわたる友好関係と世界平和に積極的に貢献しようと述べました。
 知事からの弔文報告、慰霊の詩吟を佐藤岳毖さんが吟じました。
 小樽商科大学の和田健夫学長が世話人を代表して、参列者の皆さんに御礼の挨拶を述べました。
 仁木町議会を代表して宮本幹夫監査委員が仁木町の果樹などを紹介しながら挨拶をし、在日華僑を代表して北海道在日中国科学技術者連盟顧問の呉敦さんが挨拶しました。
 慰霊の太極拳表演を、余市太極拳の会、釧路太極拳サークル、札幌太極拳サークル、小樽太極拳サークルの皆さんが行いました。
 慰霊祭に先立ち、午前11時から、仁木町民センターで参加者の交流会と昼食会を行いました。
読経する5か寺の住職の皆様                               
              正覚寺住職が表白を捧げる

            日中不再戦友好碑に焼香する中国人留学生たち
                日中不再戦友好碑
             慰霊祭開場の外にも参列者が多数
慰霊の太極拳表演と交流会で張玉萍副総領事が挨拶