2019年10月11日金曜日

第27回 10・9中国人殉難烈士慰霊の集い

第27回
10・9中国人殉難烈士慰霊の集い

 室蘭市のイタンキ浜の中国人殉難烈士慰霊碑前で、10月6日、第27回10・9中国人殉難烈士慰霊の集いが秋晴れの好天のもとで61人が参加して開催されました。 実行委員会を代表して松原剛さんが挨拶しました。 つづいて、参会者全員で碑前の献花台に順次献花を行いました。
 来賓挨拶で、室蘭工業大学中国人留学生交友会の張月会長が「日本でこのような慰霊の集いが開催されていることは室蘭にきて知りました。3年前から参加しています。中国の友人にも伝え中日友好に努力したい」と述べました。
 中国人殉難者全道慰霊祭の鴫谷節夫事務局長(日中友好協会道連会長)は、「6月の仁木町での第54回中国人殉難者全道慰霊祭に室蘭からたくさんの方が参列をいただき感謝しています」とお礼を述べながら9月の中国への平和の旅で「中国はハルピンなどで日本軍の侵略の史跡をさらに復元しようとしている」などと述べ、また、強制連行犠牲者と三菱マテリアルのと和解に基ずく記念碑が美唄に建立されることにも触れて挨拶しました。メッセージなどの紹介の後、追悼合唱「砂に消えた人々が」披露されました。
 遅れて参加された中華人民共和国駐札幌総領事館孔多孜・玉素甫(コンドス・ユスフ)副総領事が追悼の言葉を述べました。つづいて、札幌支部の三木ふみよさんが慰霊太極拳を表演しました。
                                室蘭の中国人殉難烈士慰霊碑
               挨拶する松原剛代表
                 献花する参列者
             来賓挨拶をする鴫谷節夫会長
        来賓挨拶をする室蘭工業大学中国人留学生交友会張月会長
          追悼の言葉を述べるコンドス・ユスフ副総領事
           三木ふみよさんの慰霊太極拳の表演