2022年5月24日火曜日

 フクシマから11年 ~被災地と被災者の現在~ 

  青年法律家協会北海道支部主催

 2022憲法フェスティバル

         フクシマから11年

 ~被災地と被災者の現在~ 


  4月23日(土)かでる2・7において、青年法律家協会北海道支部主催の2022憲法フェスティバルが開催され、4階大会議室にスペースを開けて約50人が参加、オンラインで約百人が参加しました。

 吉田玲英支部事務局長は、講師の青木さんは札幌北高時代の同級生などと紹介し開会挨拶をしました。

 「いないことにされる私たち」と題して講演に立った青木美希さんは、北大後入社したタイムスは半年で潰れ、道新に移り、約百億円もの「道警裏金問題」を取材し、取材班で菊池寛賞、新聞協会賞などを受賞したことを述べ、これらの取材活動から朝日新聞にスカウトされたことを自己自己紹介しました。

 安倍首相が「アンダーコントロール」などと述べたが、福島第一原発の被害は、今年1月相馬沖で水揚げされたクロソイから1400ベクトルのセシウムが検出され、国が出荷制限を指示するなどいまも被害が続いていると告発しました。また、ウクライナの事例もあげ原発は戦争で攻撃対象になる。世田谷区長の言葉を引用し「また事故が起こる国に」などと講演しました。

   福島伊達市で15歳のわかなさんは午前中学の卒業式、午後自宅にて地震に、山形に避難後北海道にあった被災の体験を話す。地震後福島から札幌厚別区に避難した宍戸隆子さんは避難者同士の助け合いのために「桜会」という自治会活動などを報告しました。

  田中貴文支部長がウクライナや平頂山事件などをあげながら閉会挨拶しました。