2020年3月30日月曜日

 武漢の李雯静さんからの感謝のメール

こんにちは。お世話になっております。李雯静(リブンセイ)です。ご支援いただきまして本当に心より感謝しております。
 北大で博士号を取得した後、2016年から武漢の華中師範大学副教授として勤めております。
 今年1月23日に武漢は突然封鎖され、市民は外出しないよう命じられました。それとともに、大学での講座なども封じられたままです。
 実は去年の12月末から原因不明の肺炎が武漢で広まっていたようですが、政府はそれが個別的な状況だと公表し、正確な情報は公開されませんでした。
 母親は昨年乳癌と診断され、切除手術を受けた後に、3週間に1回病院で抗がん剤の注射が欠かせませんが、封鎖とともにすべての交通が止められ、病院に行くのがとても不便です。しかも30平方米の大学の宿舎に私と両親は2か月余り外に一歩も出られず、精神的なストレスをすごく感じました。食料品なども全てネットで注文して暮らしています。
 日本でも何かと大変なときに、吉田邦彦先生はじめ、日中友好協会の親切な皆様に恩情をいただき非常に感謝しております。
 北海道で6年間生活して、日本人の思いやりの暖かさに何度も触れ、日本が大好きになりました。
 今後とも日中友好のかけ橋として活躍したいです。皆様におかれましては毎日健康かつ元気にお過ごしされますようにお祈りいます。重ねて感謝申し上げます。